Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) Operating Environment - - Linux -
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付録A 旧バージョンとの整合性

A.2 管理サーバ・スケジュールサーバ接続のサポート範囲

本説では、スケジュール分散機能の、管理サーバとスケジュールサーバ接続のサポート範囲について説明します。

■異なるOSのサポート範囲

異なるOSの管理サーバ・スケジュールサーバ構成は、サポートしていません。管理サーバ・スケジュールサーバ構成を、Solaris OE版、または、Linux版で統一してください。

■異なるバージョンのサポート範囲

異なるバージョンの管理サーバ・スケジュールサーバのサポート範囲は、下表のとおりです。

新バージョンの管理サーバから、旧バージョンのスケジュールサーバへは、スケジュール情報の分散ができません。

スケジュールサーバ

V11.0

V12.0

管理サーバ

V11.0

V12.0

×

○:スケジュール情報の分散可 ×:分散不可

管理サーバ・スケジュールサーバ構成で、スケジュール分散機能の環境が構築されている状態で、バージョンアップを行なう場合は、必ずすべてのスケジュールサーバをバージョンアップした後、管理サーバをバージョンアップしてください。

管理サーバを先にバージョンアップした場合、スケジュールサーバをバージョンアップするまで、スケジュールサーバへのスケジュール情報の分散ができなくなります。

■Linux版の異なるコード系のサポート範囲

Linux版では、UTF-8コードの環境をサポートしています。異なるコード系のサポート範囲は、下表のとおりです。

スケジュールサーバ

RHL AS(v.3)

RHL ES(v.3)

RHL 9

EUC

UTF-8

EUC

UTF-8

EUC

管理
サーバ

RHL
AS(v.3)

EUC

UTF-8

×

RHL
ES(v.3)

EUC

UTF-8

×

RHL 9

EUC

○:スケジュール情報の分散可 ×:分散不可 
 △:コード変換で文字数オーバーして登録できない場合があります。
備考.表中では、以下の略称を使用しています。
  RHL AS(v.3) : Red Hat Enterprise Linux AS(v.3)
  RHL ES(v.3) : Red Hat Enterprise Linux ES(v.3)
  RHL 9    :Red Hat Linux 9

表中で△のものについては、日本語で定義する以下の情報が対象です。日本語使用時にそれぞれ最大バイト数が2/3になるように指定すれば、スケジュール情報の分散が可能です。


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