Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
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第2章 メッセージラベルのあるメッセージ |
記号:[*]について
記号:[*]は、UNIX版、Windows版の共通メッセージとして説明しています。メッセージの形式は若干違いがありますが、Windows版の形式で説明しています。UNIXの場合、MpOpaddRep: 情報: …の“情報”の部分を、以下のように読み替えてください。
Windows版での表記 |
UNIX版での表記 |
エラー |
ERROR |
警告 |
WARNING |
情報 |
INFO |
【メッセージの意味】
トレースの処理に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 失敗した関数名
【対処方法】
当メッセージの前に出力されたメッセージを参照して、失敗の原因を取り除きます。
【メッセージの意味】
メモリ不足が発生しました。
【パラメタの意味】
%1: メモリ不足が発生した関数名
【対処方法】
[確認ポイント]
異常にメモリを使用しているプロセスがいないか確認してください。
[対処]
異常にメモリを使用しているプロセスがある場合は停止させます。また、スワップ領域の拡張やメモリの増設を検討してください。
【メッセージの意味】
不正なイベントです。
【パラメタの意味】
%1: 不正なプロパティ名
【対処方法】
調査が必要な場合、swcolinf(保守情報収集コマンド)を使用し資料を採取後、技術員に連絡してください。swcolinfコマンドに指定する機能名にはevent、frameworkを指定してください。
【メッセージの意味】
関数の実行に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 失敗した関数名
%2: 詳細情報
【対処方法】
調査が必要な場合、swcolinf(保守情報収集コマンド)を使用し資料を採取後、技術員に連絡してください。swcolinfコマンドに指定する機能名にはevent、frameworkを指定してください。
【メッセージの意味】
Systemwalker Centric Managerが起動されていません。
【パラメタの意味】
%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名
%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード
【対処方法】
運用管理サーバ上で、Systemwalker Centric Managerを再起動します。
【メッセージの意味】
Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていないか、通信エラーが発生しています。
【パラメタの意味】
%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名
%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード
【対処方法】
[確認ポイント]
Systemwalker Centric Managerのセットアップを実行しているか、また実行されている場合正常に行われているか確認してください。
[対処]
Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていない場合は、セットアップを実行し、Systemwalker Centric Managerを再起動します。その他、調査が必要な場合、swcolinf(保守情報収集コマンド)を使用し資料を採取後、技術員に連絡してください。swcolinfコマンドに指定する機能名にはevent、frameworkを指定してください。
【メッセージの意味】
システムエラーが発生しました。
【パラメタの意味】
%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名
%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード
【対処方法】
調査が必要な場合、swcolinf(保守情報収集コマンド)を使用し資料を採取後、技術員に連絡してください。swcolinfコマンドに指定する機能名にはevent、frameworkを指定してください。
【メッセージの意味】
同一ホスト名または同一IPアドレスのノードが既に定義されています。受信イベントは破棄されます。
【パラメタの意味】
%1: ホスト名
%2: IPアドレス
【対処方法】
例えば、1つのシステムに複数(ここでは2つ)のIPアドレスがあるとします。このとき、運用管理サーバ上でSystemwalkerの構成情報が、以下のように別々のノードとして登録されているとします。
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA1 |
nodeA1 |
10.10.10.1 |
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA2 |
nodeA2 |
10.10.10.2 |
このとき、%1、%2が“nodeA1”、“10.10.10.2”となっていた場合、以下の対処を実施してください。
[Systemwalkerコンソール]で、該当ノードが1つのノードとして定義されているか確認します。定義されていない場合は、[Systemwalkerコンソール]より該当ノードのノードプロパティを以下のようにまとめるように定義してください。ここでは、ホスト名を“nodeA”としています。
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA |
nodeA1 nodeA2 |
10.10.10.1 10.10.10.2 |
注) nodeA1の10.10.10.2のデータが発生する原因
Systemwalkerでは通信に使用したIPアドレスを、メッセージに付加して処理します。複数インタフェースを持つシステムの場合、この通信に使用するIPアドレスが一意になりません。このため、メッセージに付加されるホスト名とIPアドレスの組み合わせは不定です。
定義ミスなどにより運用管理サーバ上のSystemwalkerの構成情報が以下のようになった場合、[Systemwalkerコンソール]で、構成情報(ノードプロパティ)を正しく変更してください。
ホスト名 |
IPアドレス |
|
ホストA |
nodeA |
10.10.10.1 |
ホストB |
nodeB |
10.10.10.2 |
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA |
nodeA |
10.10.10.2 |
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeB |
nodeB |
10.10.10.1 |
同一ホスト名のシステムが監視システム配下中に既に存在している可能性があります。同一ホスト名のシステムが複数存在する環境で、イベント監視はできません。そのため、同一ホスト名のシステムが存在していないか確認してください。存在していた場合、自身のホスト名を適切なホスト名に設定しなおしてから上記設定を実施してください。ホスト名またはIPアドレスが重複しないよう環境を見直してください。
【メッセージの意味】
他コンポーネントにより、ノードがロックされています。受信イベントは破棄されます。
【パラメタの意味】
%1: ホスト名
%2: IPアドレス
【対処方法】
本メッセージが繰り返し出力される場合、swcolinf(保守情報収集コマンド)を使用し資料を採取後、技術員に連絡してください。swcolinfコマンドに指定する機能名にはevent、frameworkを指定してください。
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