Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 メッセージラベルのあるメッセージ

2.36 MpFwemsmcで始まるメッセージ


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: ERROR: 10001001: MpFwEmsmc_StartMC : Mp_FwMcStart : MpFwMcStart failure : %2

[Windows]
EMSmc[%1]:10001001: MpFwEmsmc_StartMC : Mp_FwMcStart : Mp_FwMcStart failuer : errno=%2

【メッセージの意味】

受信メッセージをログに格納する処理部(MCフレームワーク)の起動に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: MCフレームワーク開始関数のエラーコード

【システムの処理】

全体監視/二重化機能は動作しません。

【対処方法】

[確認ポイント]

Systemwalker Centric Manager の再起動を行い、再現するか確認します。

[対処]

再起動を行っても再現する場合は、エラーコードを記録して、保守情報収集ツールでフレームワークの情報を採取し、技術員に連絡をしてください。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: WARNING: 10001002: MpFwEmsmc_define : Can not Open file[EMSMCDEF] : %2

[Windows]
EMSmc[%1]:10001002: MpFwEmsmc_define : fopen : Can Not Open File[EMSMCDEF] : errno=%2

【メッセージの意味】

Emsmc内部定義ファイル(EMSMCDEF)の読み込みで異常が発生しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: Emsmc内部関数のエラーコード

【システムの処理】

デフォルト値を使用して動作します。

【対処方法】

クラスタシステムの待機系の場合は異常ではありません。対処不要です。それ以外の場合は、以下のファイルがエディタで開けるか確認し、開けない場合はその原因を調査して開けるようにしてからSystemwalker Centric Managerを再起動してください。

エディタで開ける状態で再起動しても再現する場合は、エラーコードを記録して技術員に連絡してください。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: WARNING: 10001003: MpFwEmsmc_SockServ : Can not Open file[FJSVfwemsmc.ini] : %2

[Windows]
EMSmc[%1]:10001003: MpFwEsmmc_SockServ : MpFwEmsmc_GetEnv : Can not Open file[FJSVfwemsmc.ini] : errno=%2

【メッセージの意味】

Emsmc内部定義ファイル(FJSVfwemsmc.ini)の読み込みで異常が発生しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: Emsmc内部関数のエラーコード

【システムの処理】

デフォルト値を使用して動作します。

【対処方法】

クラスタシステムの待機系の場合は異常ではありません。対処不要です。それ以外の場合は、以下のファイルがエディタで開けるか確認し、開けない場合はその原因を調査し開けるようにしてからSystemwalker Centric Managerを再起動してください。

エディタで開ける状態で再起動しても再現する場合はエラーコードを記録して技術員に連絡してください。


 

[Windows]
EMSmc[%1]:10001004: MpFwEmsmc_SockServ : Can not IconvOpen : errno=%2

【メッセージの意味】

コード変換処理の初期化に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: Emsmc内部関数のエラーコード

【システムの処理】

全体監視/二重化機能の運用は維持されます。

【対処方法】

エラーコードを記録して、技術員に連絡をしてください


 

[Windows]
EMSmc[%1]:10001005: MpFwEmsmc_SockServ : Iconv Failed : errno=%2

【メッセージの意味】

コード変換処理に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: Emsmc内部関数のエラーコード

【システムの処理】

全体監視/二重化機能の運用は維持されます。

【対処方法】

[確認ポイント]

opamsgrevコマンドを実行して異常な終わり方をしているメッセージテキストがないか調べてください。あれば、そのメッセージテキストのコード変換中に、エラーが発生している可能性が高いです。送信側ホストでopamsgrevコマンドを実行し、対応するメッセージに一般的には使われない特殊な文字が混じってないかチェックしてください。特殊な文字が混じっていれば、そのコードの変換に失敗している可能性があります。

[対処]

一般的には使われない特殊な文字を使用したメッセージテキストが見つかった場合は、それが、Systemwalker Centric Managerで使用可能かを確認するために、技術員に連絡してください。特殊な文字が見つからなかった場合は、エラーコードを記録して技術員に連絡をしてください。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: ERROR: 10001006: MpFwEmsmc_MainStart : daemon : daemon failure : %2

【メッセージの意味】

EMSmc起動時のデーモン化に失敗し、EMSmcを立ち上げられませんでした。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: Emsmc内部関数のエラーコード

【システムの処理】

全体監視/二重化機能は動作しません。

【対処方法】

[確認ポイント]

UNIXシステムの基本的な機能(プロセスの生成)が使用可能となっていないことが考えられます。Centric Managerの再起動を行い、再現するか確認してください。

[対処]

再起動を行っても再現する場合は、技術員に連絡をしてください。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: INFO: 10001007: MpFwEmsmc_lock : semget : semget failure : %2

【メッセージの意味】

EMSmc制御資源獲得の異常です。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: 制御資源獲得関数のエラーコード

【システムの処理】

自動的にリトライが行われます。

【対処方法】

自動リトライが行われるため、対処する必要はありません。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: INFO: 10001008: MpFwEmsmc_lock : semget : semget Success

【メッセージの意味】

EMSmc制御資源獲得は正常に終了しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

【システムの処理】

正常動作です。

【対処方法】

対処不要です。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: INFO: 10001009: MpFwEmsmc_WaiteSignal : semget failure : %2

【メッセージの意味】

EMSmc通信資源獲得で異常が発生しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

%2: 通信資源獲得関数のエラーコード

【システムの処理】

自動的にリトライが行われます。

【対処方法】

自動リトライが行われるため、対処の必要はありません。


 

[UNIX]
MpFwEmsmc: [%1]: INFO: 10001010: MpFwEmsmc_WaiteSignal : semget : semget Success

【メッセージの意味】

EMSmc通信資源獲得が正常に終了しました。

【パラメタの意味】

%1: プロセス番号

【システムの処理】

正常動作です。

【対処方法】

対処の必要はありません。


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