Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 部門管理サーバ・業務サーバの環境構築> 3.11 環境設定> 3.11.1 利用機能により必要な環境設定

3.11.1.4 性能監視機能を利用する場合の環境設定

性能監視機能を利用するために行う設定について説明します。

■SNMPエージェントに対する設定

◆コミュニティ名の変更

[Solaris OEの場合]

SNMPエージェントのコミュニティ名を変更しているサーバで、性能監視のサーバ性能情報を収集する場合、以下の2つのファイルにコミュニティ名を定義する必要があります。

ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。

設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。

# /etc/init.d/init.snmpdx stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/K00swpmexa stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa start

[Linuxの場合]

“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のファイルを編集する必要があります。

[設定ファイル]

/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf

[変更後]

[community]
name1=FUJITSU

[FUJITSU]
access=read-write

◆アクセス許可するホストの設定(Linuxの場合)

“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のとおり編集する必要があります。

[設定ファイル]

/etc/snmp/snmpd.conf

[変更前]

com2sec systemwalker default public

[変更後]

com2sec systemwalker localhost public

[設定ファイル]

/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf

[変更後]

[community]
name1=public

[public]
access=read-write
ip1=*.*.*.*

設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。

# /etc/init.d/snmpd stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/K00swpmexa stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa start


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2005