Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 -
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第5章 ヘルプデスクサーバ(Solaris OEの場合)のバージョンアップ> 5.2 バージョンアップの手順> 5.2.3 運用環境の削除

5.2.3.2 SystemWalker/CentricMGR 5.1以前の場合

コマンド実行例は、Bourne-shellの場合を例としています。

■ヘルプデスク用DBスペースを削除する

  1. 環境変数を設定します。
    #LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNrdb2b/lib:/opt/FSUNrdasv/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib:$LD_LIBRARY_PATH;export LD_LIBRARY_PATH
    #PATH=/opt/FSUNrdb2b/bin:/opt/FSUNrdasv/bin:/etc/opt/FSUNiconv/bin:$PATH;export PATH
  2. 次のSQL文を記述したファイルを作成します。
    1. file1
      DROP SCHEMA HDSC CASCADE;
    2. file2
      DROP DBSPACE HDSP;
    3. file3
      DROP DATABASE HD_DATABASE;
  3. ヘルプデスクデータベースを削除します。

    次のコマンドを、2.で作成したSQL文を指定して実行します。

    # rdbddlex -d HD_DATABASE file1 (*1)
    # rdbddlex -d HD_DATABASE file2 (*2)
    # rdbddlex -d HD_DATABASE file3 (*3)

    *1:2.のa)で作成したSQL文を記述したファイル

    *2:2.のb)で作成したSQL文を記述したファイル

    *3:2.のc)で作成したSQL文を記述したファイル

  4. 運用管理サーバのバージョンアップを行う場合には、ヘルプデスク用一時ファイルを削除します。

運用管理サーバに作成したヘルプデスクデータベースを削除する場合は以上で操作は完了です。

■ヘルプデスク用の管理情報を削除する

ヘルプデスクサーバの環境を削除する場合は、引き続き次の操作を行います。

  1. 次のコマンドにより、Systemwalker標準データベース(Symfoware)を停止します。
    # rdbstop
    # rdasv -e rdb
  2. Systemwalker標準データベース(Symfoware)のログファイルを削除します。
    # rdblog -D -t
  3. RDB管理情報用ディレクトリを削除します。
    # umount /SWFWDB
    # rmdir /SWFWDB
  4. ヘルプデスク用一時ファイルを削除します。
    # rm /opt/FJSVshlps/SFW/svsetup
  5. /etc/vfstabから次の定義を削除します。
    /dev/dsk/c0t0d0s3(*1) /dev/rdsk/c0t0d0s3(*2) /SWFWDB ufs 2 yes

    *1:ヘルプデスクデータベース作成時に指定した、RDB管理情報デバイス名

    *2:*1のローデバイス名


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