Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 - |
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第3章 部門管理サーバ・業務サーバのバージョンアップ | > 3.1 バージョンアップ手順 |
部門管理サーバ/業務サーバのバージョンアップ方法について説明します。
同一コンピュータへバージョンアップする手順をIPアドレス/ホスト名変更を含めて説明します。
別のコンピュータへバージョンアップする手順をIPアドレス/ホスト名変更を含めて説明します。
部門管理サーバ/業務サーバから以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
pcentricmgrコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
なお、SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合は、以下のコマンドでSystemWalker/OperationMGRのデーモンも停止してください。
/opt/systemwalker/bin/poperationmgr |
SystemWalker/CentricMGR 4.1以前の製品からバージョンアップする場合
NetWalker関連のデーモンは停止しないでください。
Systemwalker Centric Manager 12.0のCD-ROMをセットし、以下のコマンドを実行します。
CD-ROMマウントポイント/unx32/tool/swmove -b 移行データの退避先ディレクトリ名 |
退避先ディレクトリ名は、フルパスで指定します。空白を含むことはできません。
swmoveコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
コマンドが途中でエラーになった場合は、エラーの原因を取り除き、エラー時と同じ退避先ディレクトリを指定してコマンドを再実行します。
旧バージョンがV4.1以前で退避時とは別に移行元の旧バージョンを削除する場合
swmoveコマンドを実行すると、削除が必要なパッケージをコマンド実行時に削除できます。コマンド実行時には、移行に使用したユーザ資産の退避先ディレクトリを指定します。退避コマンド実行時の旧バージョンの削除問い合わせに対して、“Y”を応答してください。アンインストールが必要なパッケージが削除されていない場合は、swmoveコマンドを再実行してください。次のファイルにアンインストールが必要なパッケージ名が書き込まれます。
退避先ディレクトリ/rmpackage.inf
このファイルに記載されていないパッケージは、手操作で削除しないようにしてください。
SystemWalker/CentricMGR 5.0より古いバージョンを削除する場合
SystemWalker/CentricMGR 5.0より古いバージョンを削除する場合、NetWalker/Baseは削除対象になりません。また、手操作で削除しないでください。
Systemwalkerコンソールの編集機能で、部門管理サーバ/業務サーバのノード情報を変更します。
サブネットが変更になる場合は、事前に新しくサブネットフォルダを作成しておきます。
(部門管理サーバ/業務サーバの変更を行った時点で新フォルダに自動的に移動します。)
部門管理サーバ/業務サーバのOSの変更でIPアドレス/ホスト名の変更を実施してください。
運用に合わせて各サーバおよびクライアントでhostsファイルまたはDNSサーバの変更を実施してください。
hostsファイルまたはDNSの変更については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
この作業は、別のコンピュータへバージョンアップする場合だけ必要な作業です。
移行元のコンピュータで退避した移行データを、移行先コンピュータのローカルディスクに配置(コピー)してください。
SystemWalker/CentricMGR V5.0以降からバージョンアップする場合は、以下を確認します。
同一コンピュータの場合は、アップグレードインストールします。
次のコマンドを実行して、本バージョンをインストールします。
CD-ROMマウントポイント/unx32/swsetup |
インストールの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerを使用するには、システムの再起動が必要です。以下は、システム再起動のコマンドの実行例です。
[Solaris OEの場合]
# cd / |
[Linuxの場合]
# cd / |
[HP-UXの場合(業務サーバ)]
# cd / |
[AIXの場合(業務サーバ)]
# cd / |
Systemwalker Centric Manager 12.0のCD-ROMを挿入し、旧バージョンのユーザ資産を復元するため、次のコマンドを実行します。
CD-ROMマウントポイント/unx32/tool/swtrans -b 旧版退避先ディレクトリ名 |
コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下の順番で各種サービスを起動します。
各種サービスの起動の手順は、以下のとおりです。
SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合は、Systemwalker OperationMGRを起動します。
/opt/systemwalker/bin/soperationmgr |
Syslog連携機能を以下の手順で有効にします。
/opt/systemwalker/bin/stropasyslog |
# ps -ef | grep syslogd |
[Solaris OEの場合]
# sh /etc/rc2.d/S74syslog stop |
[Linuxの場合]
# /etc/rc2.d/S12syslog restart |
stropasyslogコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
syslogdの再起動を行った場合、syslogdが停止している間に発生したメッセージはsyslogdで処理されない場合があります。
また、syslog連携機能を停止している間に、syslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合があります。上記手順を行うことで復旧しますので、そのメッセージは無視してください。
以下のコマンドにより、Systemwalker Centric Managerのデーモンを起動します。
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
scentricmgrコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
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