Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 - |
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第1章 対象製品と条件 |
本製品にバージョンアップした場合、旧バージョンレベルとで機能が変更されています。変更された機能には、機能削除により使用できない機能または移行作業が必要な機能があります。また、12.0で新しく追加された機能があります。
追加された機能 |
説明 |
ポリシーの情報の出力 |
設定されているポリシーと各サーバのローカル定義を出力し、履歴管理を行うことができます。 |
ノードの変更監視 |
ノードの変更監視は、ノードの接続状況を定期的に監視し、ノードの新規追加、IPアドレスの変更、削除および未登録ノードからの接続を監視します。また、MACアドレスを監視し、不正な機器(許可されていないMACアドレス)がネットワークに接続された場合も監視します。 |
イベントから連携製品の状況確認 |
Systemwalkerコンソールのイベント一覧に表示されたメッセージから連携製品の詳細画面を直接呼び出します。連携製品の呼び出しは、メッセージのイベント種別に定義されたコマンドを呼び出すことで関連付けられた画面を起動することができます。 |
メッセージ返答要求・返答操作 |
メッセージ返答要求・返答操作は、ユーザが作成したプログラム中でオペレータの返答が必要な処理がある場合、ユーザが作成したプログラムから返答要求メッセージを発行し、返答要求メッセージに対して、オペレータから返答を行うことができます。 |
IDカードセキュリティ |
IDカードセキュリティは、IDカードやICカードを使って運用管理クライアントの利用および操作を保護することを目的とした機能です。セキュリティレベルとして、“端末の利用を制限するレベル”および“操作を制限するレベル”を提供します。また、IDカードやICカードからカードデータを読み込むことができ、ユーザアプリケーションでカードデータを利用することもできます。 |
イベント監視の条件定義の編集(Event Designer) |
イベント監視の情報定義をCSVファイル形式で簡単に編集することができます。 |
Systemwalker Centric Manager 12.0で追加された機能については、“Systemwalker Centric Manager 解説書”および“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
以下に、変更された機能について説明します。
変更された機能 |
備考 |
インベントリ管理機能 |
フレームワークのデータベースへノード情報を登録する際、ホスト名を変更しません。 |
その他 |
一部のメッセージについては、改良が実施されていますので出力されるメッセージが異なります。詳細は、“メッセージの変更点”を参照してください。 |
変更された機能 |
備考 |
Systemwalkerコンソール システム監視 |
システム監視画面は使用できません。 |
Systemwalkerコンソール 業務監視 |
名称がSystemwalkerコンソールに変更されました。別コンピュータに移行する場合は、操作メニューの移行が必要です。移行手順については、“移行コマンドで移行できない情報の準備作業および“移行コマンドで移行できない情報の移行作業”を参照してください。 |
導入支援機能 |
導入支援機能は、使用できません。 |
メータリング機能 |
機能削除です。 |
インターネットサーバ管理機能 |
機能削除です。 |
資源配付のアプリケーション配付機能 |
本バージョンでは、使用できません。 |
ヘルプデスクのSystemwalker間連携機能 |
本バージョンでは、使用できません。 |
インベントリ管理のライセンス管理機能/DMI機能 |
本バージョンでは、使用できません。 |
システム監視画面とSystemwalkerコンソールの主な変更点については、“システム監視画面からの主な変更点”を参照してください。
運用管理サーバでの移行前の作業および運用管理クライアントでSystemwalkerコンソールへの移行を行ってください。
Systemwalkerコンソールへの移行については、“Systemwalkerコンソールへの移行”を参照してください。
10.1以前の導入支援機能は、使用できません。サイレントインストール機能を代替として使用ください。サイレントインストールについては、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
10.1以前のメータリング機能のクライアントで動作するソフトウェアの利用状況管理機能は、使用できません。
10.1以前のメータリング機能を運用していたサーバ/クライアントが存在するシステムでは、対処が必要となります。対処方法については、“10.1以前のメータリング機能を運用していた場合について”を参照してください。
10.1以前のインターネットサーバの稼働監視、利用状況管理機能は、使用できません。
インターネットサーバ上のWWWサーバへのアクセス状況から、以下のセキュリティ監視を行うことができます。
なお、インターネットサーバ上のWWWサーバのセキュリティ監視機能については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
10.1以前のアプリケーション管理と配付の連携による、配付系への業務定義、アプリ稼働監視への定義を行う機能は使用できません。
10.1以前のヘルプデスクサーバ間で帳票のデータを転送し、片方のサーバで修正したデータを連携して反映できる機能は使用できません。
10.1以前のライセンス管理機能/DMI機能は、使用できません。
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