Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX共通 -
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第4章 APIを利用したサンプルプログラム> 4.2 監視メッセージのAPIを使用したサンプルプログラム

4.2.2 メッセージの取り出し要求のサンプルプログラム

このサンプルプログラムは、発生する監視メッセージをリアルタイムに受信してその内容をコンソールに出力します。

◆サンプルプログラム

msgrt_sample.c

作成方法

  1. CD-ROMのサンプルプログラムを運用管理サーバのインストールされている環境の任意のディレクトリにコピーします。
  2. 環境変数LD_LIBRARY_PATHに“/opt/systemwalker/lib”を設定します。
  3. サンプルプログラムの入っているディレクトリで“make”を実行します。

実行方法

  1. 環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/systemwalker/lib"を設定します。
  2. システム監視のAPIが使えるようにします。(ただし、この操作は運用管理サーバで実行する場合に必要です。)

    手順については、“システム監視のAPIを利用する”を参照してください。

  3. コンパイル後のmsgrt_sampleを任意のディレクトリにコピーして、./msgrt_sampleを入力して実行します。
    % cd 任意ディレクトリ
    % ./msgrt_sample
  4. msgrt_sampleは監視メッセージの発生待ちとなります。
  5. 監視メッセージが発生すると、その内容をコンソールに出力して再び監視メッセージの発生待ちとなります。
  6. 終了させるときは、コンソールからEnterキーを入力します。

◆使用するAPI

Mp_OpenMsg(): メッセージの通知開始要求

Mp_ReadMsg(): メッセージのリード要求

Mp_CloseMsg(): メッセージの通知終了要求


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