Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX共通 -
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第3章 APIリファレンス

3.11 Mp_ExecRemoteCmd()関数

■機能説明

Mp_OpenRemoteCmd()関数発行後、Mp_ExecRemoteCmd()関数を発行することにより、コマンド要求を行います。

■呼び出し形式

#include <mp_opagt_api.h>
int Mp_ExecRemoteCmd( fp, node, rsv, cmdtext, execflag );

int  fp;            /*  Mp_OpenRemoteCmd()で獲得した記述子   */
char  *node;        /*  コマンド要求先のノード名を指定する   */
char *rsv;          /*  NULLを指定する                       */
char  *cmdtext;     /*  発行するコマンドテキストを指定する   */
int  execflag;      /*  コマンド実行フラグを指定する         */

■パラメタ

fp:
Mp_OpenRemoteCmd()で獲得したハンドルを指定します。
node:
コマンド要求先システムのノード名を128バイト以内で指定します。
cmdtext:
発行するコマンドテキストを2047バイト以内で指定します。
execflag:
コマンドを実行する際の条件をフラグで指定します。execflagは、いくつかのグループで構成され、各グループから1つ値を選択できます。
実行権限フラグ   (Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows Server(TM) 2003では無効)
  OP_CMD _NOROOT    :  コマンド要求先システムで定義されたコ
                        マンドシェルおよび利用者権限でコマン
                        ドが実行されます(デフォルト)。
  OP_CMD _ROOT      :  コマンド要求先システムの、デフォルト
                        のコマンドシェルおよび特権利用者権限
                        でコマンドが実行されます。
応答フラグ
  OP_CMD _REPLY     :  コマンド結果応答およびコマンド最終応
                        答を受け取ることができます(デフォル
                        ト)。
  OP_CMD _NOREPLY   :  コマンド結果応答を受け取ることはでき
                        ません。コマンド最終応答だけ受け取る
                        ことができます。
ロギングフラグ
  OP_CMD _LOG       :  コマンド要求、コマンド結果応答、コマ
                        ンド最終応答のデータをロギングします
                        (デフォルト)。
  OP_CMD _NOLOG     :  コマンド要求、コマンド結果応答、コマ
                        ンド最終応答のデータをロギングしませ
                        ん。

■復帰値

−1以外:
正常終了。コマンド要求とコマンド応答を対応づけるための識別子。
−1:
異常終了。異常終了した場合の詳細なエラーコードは、errnoに設定されます。
errnoには、システムのエラーコード(/usr/include/sys/errno.hに定義)、または/opt/systemwalker/include/mp_operr_api.hに定義されている値が設定されます。

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