Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 ヘルプデスクデータベース> 1.2 データベースの設定

1.2.8 Oracle Database 10gの設定

Oracle Database 10gの設定は、以下の手順で行います。

  1. Oracle Database 10gのインストール
  2. データベースの構築

■Oracle Database 10gのインストール

Oracle Database 10gをインストールします。インストールについては、“Oracle Database 10g”のマニュアルを参照してください。

■データベースの構築

ヘルプデスクが使用するデータベースを構築します。データベースの構築は以下の手順で作業します。なお、ここで説明するスクリプトは、以下のディレクトリに格納されています。

(Systemwalkerインストールディレクトリ)\mpwalker.dm\Mphlpdsv\Oracle9i
  1. データベース容量を見積もります。

    データベース容量の見積もりについては、“データベース容量の見積もり”を参照してください。

  2. ヘルプデスク用のデータベース領域を作成します。

    [Oracle Database Configuration Assistant]を使用してデータベース領域を作成する手順を以下に示します。

    1. [Oracle - OraDb10g_home1]-[Configuration and Migration Tools]グループから[Database Configuration Assistant]を起動します。
    2. [Database Configuration Assistant]の説明が表示されます。確認後、[次へ]ボタンをクリックします。
    3. 実行する操作として、[データベースの作成]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    4. テンプレートとして、[汎用]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    5. データベース識別情報として、以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      グローバル・データベース名
      “HELPDESK.WORLD”を設定します。
      SID
      “HDSK”を設定します。
    6. 管理オプションとして以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      • [Enterprise Managerを使用してデータベースを構成]を選択します。
      • [データベース管理にDatabase Controlを使用します]を選択します。
      • [電子メール通知を有効にする]を選択しません。
      • [日時バックアップを有効にする]を選択しません。
    7. データベース資格証明で[すべてのアカウントに対して同じパスワードを使用]を選択し、任意のパスワードを指定し(例:helpdesk)、[次へ]ボタンをクリックします。
    8. 記憶域オプションで[ファイル・システム]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    9. データベース・ファイルの位置で[テンプレートのデータベース・ファイル位置を使用]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    10. リカバリ構成で以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      • [フラッシュ・リカバリ領域の指定]を選択します。
      • [フラッシュ・リカバリ領域]は、特に変更する必要はありません。
      • [フラッシュ・リカバリ領域サイズ]は特に変更する必要はありません。
    11. データベース・コンテンツで以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      • [サンプル・スキーマ]を選択しません。
      • [実行するスクリプトがありません]を選択します。
    12. 初期化パラメータの各タブで以下の値を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
      • メモリータブ

        [カスタム]を選択します。

        [共有メモリー管理]に[自動]を選択します。

        [SGAサイズ]に“128”を設定します(特に変更する必要はありません)。

        [PGAサイズ]に“24”を設定します(特に変更する必要はありません)。

      • サイズ指定タブ

        [プロセス数]に“150”を設定します(特に変更する必要はありません)。

      • キャラクタ・セットタブ

        [データベース・キャラクタ・セット]に[デフォルトを使用]を選択します。

      • 接続モードタブ

        [専用サーバー・モード]を選択します。

    13. データベース記憶域は特に変更せず、[次へ]ボタンをクリックします。
    14. データベース作成オプションに、[データベースの作成]を選択し、[終了]ボタンをクリックします。
    15. [確認]ダイアログボックスで、[OK]ボタンをクリックします。
    16. 「データベースの作成が完了しました。」のダイアログボックスで、[終了]ボタンをクリックします。
  3. ヘルプデスク用のデータベース領域にテーブルを作成します。

    “SQLPlus”を使用してヘルプデスク用のデータベース領域にテーブルを作成するため、コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行します。


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