Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第5章 障害を復旧する> 5.1 リモートから操作する> 5.1.1 リモート操作の定義> 5.1.1.1 通信方式の定義

5.1.1.1.1 コネクションマネージャを経由する場合

リモート操作コネクションマネージャを起動すると、サポートセンターが開設されます。問題の発生したクライアントが、サポートセンターにサポート要請を出し、これをエキスパートが受け取る形で一つのセッションが始まります。以下の設定が必要です。

リモート操作コネクションマネージの定義

コネクションマネージャの設定が必要です。以下の手順で行ってください。

  1. 運用管理サーバ上で[スタート]メニューから[プログラム]- [Systemwalker Centric Manager リモート操作]-[CM管理]を選択します。

    →[Live Help CM管理]ダイアログボックスが表示されます。
    “Live Help CMとの接続に失敗しました”とメッセージが表示される場合があります。この場合、[いいえ]ボタンをクリックしてください。

  2. [サービス]メニューから[サービスの制御]-[サービスの開始]を選択します。
  3. [Live Help CM]ドロップダウンリストボックスから“Connection Manager 1”を選択します。
    “Live Help CMとの接続に失敗しました”とメッセージが表示される場合があります。この場合、[はい]ボタンをクリックしてください。[Host名/IPアドレス]テキストボックスが表示されますので、自分(運用管理サーバ)のIPアドレス、またはhostsファイルに定義されている自分のホスト名を入力してください。

    →Connection Managerコンピュータへの接続が確立されます。

  4. [ファイル]メニューの[LiveHelp CM管理の終了]を選択します。

    →作業を終了します。

リモート操作エキスパーの定義

リモート操作コネクションマネージャ(運用管理サーバ)のIPアドレスを定義する必要があります。リモート操作コネクションマネージャと通信するために必要な定義です。以下の手順で行ってください。

  1. 上記の「リモート操作コネクションマネージャの定義」の設定手順1〜3を実行します。
  2. [Live Help CM]ドロップダウンリストボックスから“Connection Manager 1”を選択し、[センター]リストボックスから[Support TCP/IP]を選択します。
  3. [ファイル]メニューから[CCLファイルの保存]を選択します。保存ファイル名は“SUPTCP.CCL”とします。
  4. 保存した“SUPTCP.CCL”ファイルを、リモート操作エキスパートがインストールされているコンピュータ上の“Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MPLHLPEX\EXPCCL\SUPTCP.CCL”ファイルと置き換えます。

前述の手順のほかに、“SUPTCP.CCL”ファイルを直接置き換える定義方法もあります。“Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MPLHLPEX\EXPCCL\SUPTCP.CCL”ファイルを、テキストエディタで以下のように変更してください。

リモート操作エキスパートの動作環境を変更する場合は、“リモート操作エキスパートの設定”を参照してください。

リモート操作モニの定義

リモート操作コネクションマネージャ(運用管理サーバ)のIPアドレスを定義する必要があります。リモート操作コネクションマネージャと通信するために必要な定義です。以下の手順で行ってください。

  1. 上記の「リモート操作コネクションマネージャの定義」の設定手順1〜3を実行します。
  2. [Live Help CM]ドロップダウンリストボックスから“Connection Manager 1”を選択し、[センター]リストボックスから[Support TCP/IP]を選択します。
  3. [ファイル]メニューから[CCLファイルの保存]コマンドを選択します。保存ファイル名は“SUPTCP.CCL”とします。
  4. 保存した“SUPTCP.CCL”ファイルを、リモート操作エキスパートがインストールされているコンピュータ上の“Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MPLHLPEX\EXPCCL\SUPTCP.CCL”ファイルと置き換えます。

前述の手順のほかに、“SUPTCP.CCL”ファイルを直接置き換える定義方法もあります。“Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MPLHLPEX\EXPCCL\SUPTCP.CCL”ファイルを、テキストエディタで以下のように変更してください。

リモート操作モニタの動作環境を変更する場合は、“リモート操作モニタの設定”を参照してください。

リモート操作クライアンの定義

リモート操作コネクションマネージャ(運用管理サーバ)のIPアドレスを定義します。前述の“リモート操作エキスパートの定義”と同様に、保存したSUPTCP.CCLファイルを、リモート操作クライアントがインストールされているコンピュータ上の“Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MPLHLPCL\CLICCL\SUPTCP.CCL”ファイルと置き換えます。

また、SUPTCP.CCLファイルを直接置き換える定義方法もあります。“Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MPLHLPCL\CLICCL\SUPTCP.CCL”ファイルを、“リモート操作エキスパートの定義”と同様に変更してください。

次に、通信方式の選択の定義を以下の手順で行います。

  1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager リモート操作]-[Clientセットアップ]を選択します。

    →[LiveHelp Clientセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [サポートセンター]オプションボタンをオンにして「Support TCP/IP」サポートセンターを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

初めて“リモート操作クライアント”を起動するとき、セッション開設時のユーザ名を問い合わせてきます。後で変更できますが、運用環境内で一意になる名前を指定してください。

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