Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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付録D SNMPトラップ形式と種別 |
SNMPトラップは、クライアントに何らかの例外事象が発生したときに、クライアントからサーバに事象を通知する非同期型のメッセージです。
SNMPトラップの種類については以下が規定されています
これらのTrapのうち、“enterprise specific”を除くSNMPトラップは、generic Trapと呼ばれ、SNMPのプロトコル自体に規定されているtrapです。すべてのSNMP エージェントは、generic Trapのサポートを期待されています。
“enterprise specific”は、specific Trapと呼ばれ、各々の企業(ベンダ)が拡張してプライベートに用いるTrapです。speciic Trapには、ここのTrapを識別するためのspecific-codeが含まれています。
すべてのTrapは、その送出責任元を示すID(Enterprise-OID)と、発生した非同期事象に関連する管理対象の名前と値の組を含みます。Generic Trapの場合、Enterprise-OIDには責任元はMIB-IIであるというIDが多くの場合設定されます。Specific Trapの場合、Enterprise-OIDには、各企業(ベンダ)に割り当てられたIDが設定されます。多くの場合、このIDは対象機器の機種単位に割り当てられています。
Speciic Trapには、Trapの種別を識別するためのspecific-codeが含まれています。Specific-codeは、Trap送出責任元によって割り振られます。このため、Specific Trapの区別は、一般にEnterprise-OIDとspecific-codeの組み合わせにより決定する事ができます。
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