Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.25 自動再接続定義ファイル

運用管理サーバで異常が発生し復旧するような場合に、運用管理クライアント側から自動的に再接続を行うための定義ファイルです。

■ファイル名

Mpbcmdmn.ini

■使用用途

運用中に以下の現象が発生した場合、Systemwalkerコンソールを自動的に再起動します。

■格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\etc

Windows 9x系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpbcmgui\etc

■ファイル形式

[SUMMARY]
キー名=値
キー名=値
 ・
 ・
 ・

■パラメタ

[SUMMARY]セクションで設定できるキー名を以下に示します。

キー名

省略値

範囲

単位

意味

COMFIRM

0

0〜
2

“0”のとき、Systemwalkerコンソールの起動時に自動再接続を行うか否かのメッセージボックスを表示します。“1”のとき、メッセージボックスを表示せず、自動再接続を行います。“2”のとき、メッセージボックスを表示せず、自動再接続は行いません。

CHECK_INTERVAL

180

1〜
1800

Systemwalkerコンソール終了後に、Systemwalkerコンソールの起動が可能かどうかを運用管理サ ーバに問い合わせるまでの間隔および問い合わせの結果、起動できない場合に再度問い合わせるまでの間隔を指定します。

CHECK_TIMES

0

0〜
50

Systemwalkerコンソール終了後に、Systemwalkerコンソールの起動が可能かどうかを運用管理サーバに問い合わせる回数の最大回数を指定します。 指定した回数の問い合わせを行っても、Systemwalkerコンソールの起動が可能でない場合(運用管理サーバと通信できない場合)には、再接続は行いません。“0”を指定した場合、Systemwalkerコンソールが起動可能になるまで繰り返し問い合わせを行います。

RECONNECT_INTERVAL

600

1〜
6000

Systemwalkerコンソールの起動後、正常運用されたと見なすまでの時間を設定します。Systemwalkerコンソールの起動後、指定時間内にSystemwalkerコンソールが異常終了した場合には、起動が正しく行われなかったと判断し、RECONNECT_TIMESに達するまで再接続を試みます。なお、指定時間内にSystemwalkerコンソールが異常終了しなかった場合は、Systemwalkerコンソールが正常に起動されたと判断します。

RECONNECT_TIMES

0

0〜
30

Systemwalkerコンソールの再起動の最大リトライ回数を指定します。
監視コンソールの再起動が失敗した場合に、設定された回数まで、再起動をおこないます。再起動が成功した場合(RECONNECT_INTERVALの値以上、運用できた場合)は、リセットされます。
なお、“0”を指定した場合、無限となります。

CONFIG_INTERVAL

300

30〜
3000

本定義ファイルの変更を監視する間隔を指定します。定義ファイルの設定は、異常監視デーモンが指定された間隔でチェックし、変更があれば新しい定義を有効にします。

備考.
不当な定義がされている場合は0とします。0が範囲外であったら範囲内に丸められます。

同一キー名の定義が複数あった場合、先に定義したものが有効になります。

範囲外の値が定義されている場合は範囲内に丸められます。

■注意事項


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