Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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1.2.171 Workunit_evt(ワークユニット監視設定コマンド)
■機能説明
本コマンドは、SystemwalkerコンソールよりInterstage(ワークユニット)の稼働監視を行う場合、以下の条件の時に実行します。
実行先サーバ
- Interstage(ワークユニット)の稼働監視を行う予定の(または既に行っている)業務サーバまたは、部門管理サーバ
実行条件
- Systemwalkerの構成が 業務サーバ - 部門管理サーバ - 運用管理サーバの構成で、部門管理サーバのSystemwalkerのバージョンレベルがV10.0以前の版の場合(オプション -Oの実施)
- Interstage(ワークユニット)の稼働監視をSystemWalker/CentricMGR V10.0L10以前から行っており、アップグレードインストールを行い、運用管理サーバもアップグレードを行い、監視している環境すべてV10.0L20以降の環境になった場合。(オプション -Nの実施)
■記述形式
■オプション
- オプション省略:
- 記述形式を表示します。
- -O :
- Interstage(ワークユニット)の稼働監視に関するメッセージについて、SystemWalker/CentricMGR V10.0L10以前の運用管理サーバに出力可能にします。
この場合、運用管理サーバ側において自動アクション(アプリケーション起動)は必須となります。
- -N :
- Interstageの監視に関するメッセージについて、上位サーバへの通知方法をV10.0L20以降の上位サーバに対するメッセージ送信方法にて送信します。
■参照
表:その他のコマンド
■コマンド格納場所
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- Administrator権限が必要です。
- 部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
■注意事項
- 本コマンド投入後、即時にInterstage(ワークユニット)の稼働監視に関するメッセージの上位サーバへのメッセージ送信方法が変更されます。
- 本コマンドを実行する場合は、必ずInterstageの監視(ワークユニットの稼働監視)を行う前(運用前)に実行してください。
- 本コマンドを実行しない状態で、Interstage(ワークユニット)の稼働状態メッセージが発生してしまった場合、以下のメッセージが出力されます。『上位送信先システムは旧版のためワークユニットの稼働状態が送信できません。Interstageがインストールされている本ノードを含む配下ノードでWorkunit_evt -O を実行して下さい。』
- Interstage(ワークユニット)の稼働監視中に本コマンドを投入した場合、ワークユニットの稼働監視に関するメッセージが上位サーバに対し正しく送信できず、ワークユニットの稼働状態が実際と異なる場合があります。
その場合以下のどちらかの対応をしてください。
- Systemwalker技術情報ホームページで“Interstage Application Server 運用管理ガイド”の稼働監視に従った対処
- 本コマンドを投入したシステムの再起動の実施
- 本コマンドはインストール時にアプリケーション管理機能を未選択の場合、インストールされません。
■使用例
Interstage(ワークユニット)の稼働監視を新たに行う業務サーバがあります。
Systemwalkerの構成が 業務サーバ - 部門管理サーバ - 運用管理サーバの構成で、部門管理サーバのSystemwalkerのバージョンレベルがV10.0以前の版の場合であり、アプリケーション検出のポリシー配付後、本コマンドを投入します。
Workunit_evt.exe -O
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