Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

[EE]
1.2.88 MpFwSetOval(全体監視設定コマンド)

■機能説明

本コマンドは、オプション指定により、全体監視環境の設定/解除、被監視運用管理サーバの追加/削除などを行います。

■記述形式

MpFwSetOval

-f 機能名 [-a -i -c 接続方法 -h ホスト名 -s 管理ドメイン名 -v バージョン情報 -e メールアドレス -o ホスト名]

■オプション

-f 機能名:
本コマンドが実行する機能を以下から指定します。
sum:
全体監視サーバの設定をする場合に指定します。
sub:
全体監視サーバから監視される運用管理サーバの設定をする場合に指定します。
rem:
全体監視サーバ、または全体監視サーバから監視される運用管理サーバの設定を解除する場合と、全体監視サーバ上で監視する運用管理サーバを削除する場合に指定します。
add:
全体監視サーバ上で、監視する運用管理サーバを追加する場合に指定します。
mod:
本コマンドにより設定した情報を変更する場合に指定します。
inf:
本コマンドにより設定した情報を表示する場合に指定します。
-a:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
rem:
全体監視サーバ、または全体監視サーバから監視される運用管理サーバの設定を解除する場合に指定します。
-i:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
sum:
全体監視の運用モデルをインターネット型に設定する場合に指定します。
sub:
全体監視の運用モデルをインターネット型に設定する場合に指定します。
-c 接続方法:
接続方法を指定します。
0:
常時接続
1:
必要時接続

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

sub:
全体監視サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。
mod:
被監視運用管理サーバ上で、全体監視サーバとの接続方法を変更する場合に、変更後の接続方法を指定します。
-h ホスト名:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
sub:
全体監視サーバのホスト名を指定します。
rem:
削除する被監視運用管理サーバのホスト名を指定します。
add:
追加する被監視運用管理サーバのホスト名を指定します。
mod:
変更対象となるサーバのホスト名を指定します。
-s 管理ドメイン名:
インターネット型の全体監視を行う場合に、各監視サイトを識別するための管理ドメイン名を指定します。

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

sub:
インターネット型の全体監視を行う場合に指定します。
rem:
インターネット型の全体監視が行われている場合に、削除する被監視運用管理サーバの管理ドメイン名を指定します。
add:
インターネット型の全体監視が行われている場合に、追加する被監視運用管理サーバの管理ドメイン名を指定します。
mod:
インターネット型の全体監視が行われている場合に、変更対象となる運用管理サーバの管理ドメイン名を指定します。
-v バージョン情報:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
add:
追加する被監視運用管理サーバのバージョン情報を指定します。省略時は、全体監視サーバと同じバージョン情報が設定されます。
mod:
変更後のバージョン情報を指定します。
-e メールアドレス:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
sub:
インターネット型の全体監視が行われていて、ポリシー配付を行う場合に、全体監視サーバのメールアドレスを指定します。
add:
インターネット型の全体監視が行われていて、ポリシー配付を行う場合に、追加する被監視運用管理サーバのメールアドレスを指定します。
mod:
インターネット型の全体監視が行われている場合、変更後のメールアドレスを指定します。
-o ホスト名:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
mod:
変更後のホスト名を指定します。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

表:全体監視設定用コマンド

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

全体監視サーバの設定を実施します。なお、運用モデルは“専用線型”とします。

MpFwSetOval -f sum 

■使用例2

全体監視サーバから監視される運用管理サーバの設定を実施します。なお、運用モデルは“専用線型”、接続方法は“必要時接続”、全体監視サーバのホスト名は“hosta”とします。

MpFwSetOval -f sub -h hosta 

■使用例3

全体監視サーバが監視する運用管理サーバの追加を実施します。なお、運用モデルは“インターネット型”、追加する運用管理サーバのホスト名は“hosta“、管理ドメイン名は“domaina”とします。

MpFwSetOval -f add -h hosta -s domaina

■使用例4

全体監視サーバが監視する運用管理サーバの削除を実施します。なお、運用モデルは“専用線型”、削除する運用管理サーバのホスト名は“hosta”とします。

MpFwSetOval -f rem -h hosta

■使用例5

全体監視サーバの設定解除を実施します。

MpFwSetOval -f rem -a

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