Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第10章 導入環境の変更> 10.4 IPアドレスとホスト名の変更> 10.4.5 クライアントのIPアドレス、ホスト名を変更する

10.4.5.8 機能ごとの変更

機能ごとの変更を行います。変更を行う機能と変更が必要な場所を以下に示します。インストール種別または使用している機能により、設定を行ってください。


機能名

条件

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

運用管理クライアント

クライアント

イベント監視

選択

○(注)

○(注)

○(注)

性能監視

選択

リカバリフロー

選択

スクリプト

選択

自動運用支援

選択

資源配付

選択

簡易資源配付/簡易版インベントリ収集

選択

リモート操作

選択

注:メッセージ送信先システムとして設定しているサーバだけで実行します。

■イベント監視の変更

[注意事項]

  • システム監視エージェントをインストール(Windows NT系)し、メッセージ送信先システムを定義している場合、変更が必要です。
  • 接続形態が必要時接続の場合、変更が必要です。

構成情報の削除

クライアントがメッセージ送信先システムとして定義していたシステムで、以下のコマンドを実行し、構成情報を削除します。

[Windowsの場合]

opaconstat -D クライアントのホスト名

[UNIXの場合]

/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D クライアントのホスト名
備考.
クライアントのホスト名は、変更する前のクライアントのホスト名です。

構成情報の登録

クライアントで、以下のコマンドを実行し、構成情報を接続サーバに登録します。

opaconstat -a
備考.
メッセージ送信先システムで指定しているシステムが動作していることを確認して上記のコマンドを実行してください。

opaconstatコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

■性能監視の変更

性能監視の変更は、運用管理クライアントの変更と同じです。クライアントをネットワーク性能監視の監視対象としている場合、変更が必要です。作業手順については、“機能ごとの変更”の“性能監視の変更”を参照してください。

■リカバリフローの変更

変更するクライアントのOSがWindows NT系の場合は、運用管理サーバの変更と同じです。運用管理サーバで、リモートコマンドの実行先にIPアドレス/ホスト名を変更したクライアントを指定している場合は、変更が必要です。

作業手順については、“機能ごとの変更”の“リカバリフローの変更”を参照してください。

■スクリプトの変更

運用管理サーバのIPアドレス/ホスト名変更と同じです。スクリプトファイル中で、ホスト名を変更したクライアントを意識した処理を行っている場合、変更が必要です。

作業手順については、“機能ごとの変更”の“スクリプトの変更”を参照してください。

■自動運用支援の変更

運用管理サーバのIPアドレス/ホスト名変更と同じです。[イベント監視の条件定義]で、ホスト名を変更したクライアントのホスト名を設定している場合、変更が必要です。

作業手順については“機能ごとの変更”の“自動運用支援の変更”を参照してください。

■資源配付の変更

資源配付クライアントがコンピュータ名運用以外の場合、以下の手順に従って、各コンピュータ上で作業を行ってください。

サーバの変更

なお、上記のサーバの変更を実施しなかった場合、変更前のクライアントと変更後のクライアントが二重に定義されます。その場合は、変更前のクライアント定義を削除してください。クライアントにダウンロードが実施されたタイミングでステータスが復元されます。

資源配付のサーバ/クライアントの定義については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

クライアントの変更

資源配付クライアントの管理ファイル格納ディレクトリ配下に以下のファイルが存在する場合は削除してください。

nodechk.inf
dnschk.inf

資源配付のサーバ/クライアントの定義については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

■簡易資源配付/簡易版インベントリ収集の変更

簡易資源配付/簡易版インベントリ収集機能を使用している場合、以下の作業を行ってください。

クライアントでの変更

運用管理サーバでの変更

簡易資源配付の定義方法については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

■リモート操作の変更

[Livehelp Expert]で“IPアドレス帳”に登録してあるクライアントのIPアドレスが変更の場合、リモート操作エキスパートで変更が必要です。

リモート操作の定義方法については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。


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