Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 ヘルプデスクサーバの環境構築

4.3 データベース領域の見積もり

■Systemwalker標準データベースまたはSymfoware Serverの場合

ヘルプデスクサーバ上にヘルプデスクのデータベースを作成する場合、以下の領域が必要です。

ヘルプデスクデータベースを作成するには、発行すると思われる帳票の件数を想定します。

帳票には、以下の種類があります。

・障害票
障害の管理を行います。
・Q/A票
ユーザからの質問と回答を管理します。
・ノウハウ票
多く挙がる障害や質問に対して、あらかじめ対処方法を記述します。

[ヘルプデスクDBモデル(簡易指定)]

ヘルプデスクでは、データベースの規模を以下の3つのモデルから選択できます。

・帳票数 1000件モデル
障害票、Q/A票、ノウハウ票をそれぞれ1000件発行する場合
・帳票数 5000件モデル
障害票、Q/A票、ノウハウ票をそれぞれ5000件発行する場合
・帳票数 10000件モデル
障害票、Q/A票、ノウハウ票をそれぞれ10000件発行する場合

それぞれのモデルで必要となるデータベース領域の見積もり値を以下に示します。

ディスク使用量

見積もり (MB)

1000件

5000件

10000件

テンポラリログファイル+RDBディクショナリファイル

130

130

130

ヘルプデスク用データベーススペースファイル

100

360

720

合計

230

490

850

[ヘルプデスク用データベーススペースの詳細見積もり(直接指定)]

データベースのディスク容量をMB単位で直接指定する場合の見積もりは、以下の条件を前提とします。

直接指定する場合のディスク容量は、以下の計算式で見積もります。

ディスク容量[MB] =
 障害票1件当たりの入力文字数 × 障害票件数 +
 ノウハウ票1件当たりの入力文字数 × ノウハウ票件数 +
 Q/A票1件当たりの入力文字数 × Q/A票件数 +
 メモ1件当たりの登録文字数 × メモ件数 +
 0.001 × (担当者数 + 部署数) + 2
 + 130

■他社のデータベースを使用する場合

他社のデータベースを使用する場合、“Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド”を参照してください。


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