PowerSORT V5.0 使用手引書 |
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第4章 PowerSORTのbsortexコマンドを使用する | > 4.2 bsortexコマンドオプション | > 4.2.8 出力ファイル情報オプション(-output) |
出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルまたはC-ISAMファイルの場合に、インデックスフィールドを指定します。
C-ISAMファイルの場合にidxkeyオペランドを省略すると、出力ファイルはインデックスを持たないファイルとなります。富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合は、idxkeyオペランドを省略できません。
idxkey=index-key [ ,index-key ...] |
インデックスフィールドを指定します。
はじめに主キーを指定し、その後に副キーを指定します。
pos.len typ opt |
インデックスフィールドの位置をレコードの先頭を0としたバイト位置で指定します。
インデックスフィールドの長さをバイト数で指定します。
インデックスフィールドのデータ形式をlen に続けて指定します。
指定可能なデータ形式と長さを以下に示します。
種類 |
データ形式 |
typ |
長さ |
意味 |
---|---|---|---|---|
文字 |
ASCIIコード(注1) |
asc |
1〜254 |
富士通COBOLのCHARTYPE |
1〜255 |
C-ISAMのCHARTYPE |
|||
Unicode UCS-2形式(注2) |
uc2 |
2〜254 |
富士通COBOLのCHARTYPE |
|
Unicode UTF-8形式(注3) |
ut8 |
1〜254 |
富士通COBOLのCHARTYPE |
|
数値 |
固定小数点2進数 |
fbi |
2 |
C-ISAMのINTTYPE |
4 |
C-ISAMのLONGTYPE |
|||
IEEE形式浮動小数点2進数 |
ifl |
4 |
C-ISAMのFLOATTYPE |
|
8 |
C-ISAMのDOUBLETYPE |
注1) 入力ファイルのコード系(実行環境オプション(-option)のicodeオペランド)がEBCDICコード系以外の場合に指定できます。
注2) 入力ファイルのコード系(実行環境オプション(-option)のicodeオペランド)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocale、かつ環境変数のBSORT_UCS2TYPEまたはスタートアップファイルのBSORT_UCS2TYPEが指定無しまたはBIG_ENDIANの場合に指定できます。
注3) 入力ファイルのコード系(実行環境オプション(-option)のicodeオペランド)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocaleの場合に指定できます。
インデックスフィールドの操作をtyp に続けて指定します。
指定可能な操作を以下に示します。C-ISAMファイルの場合は、aとrが指定できます。aとrが両方とも省略された場合は、aが指定されたものとして動作します。富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合は、a、d、eおよびnが指定できます。
最終セグメントには、必ずeを指定します。
opt |
意味 |
---|---|
a |
昇順に並べます。 |
d |
インデックスに重複キー指定を示します。 |
e |
セグメントの終りを示します。 |
n |
インデックスにユニークキー指定を示します。 |
r |
降順に並べます。 |
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