Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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付録B 検索式、リターン式およびソート式の書式> B.4 リターン式

B.4.3 集計を行う場合の書式

集計を行う場合は、テキスト式、属性式、単一行関数指定または集合関数指定をリターン式に指定します。“,”で区切って複数指定することができます。1つ以上の集合関数指定を含む必要があります。

集計を行う場合にはソート式を指定する必要があります。

ソート式の詳細は、“B.5 ソート式”を参照してください。

集計は、ソート式に指定したテキスト式、属性式または単一行関数指定をキーとしてソートを実施して、ソートキーが同じものを1つのグループとみなして集合関数指定の結果を求めます。

[図:集計を行う場合の書式]

リターン項目について、以下に示します。

テキスト

テキスト式は、集計のキーを取り出す場合に指定します。

テキスト式の詳細な書式は、“B.2.2 テキスト式”を参照してください。

/doc/company/employee/dept/text()

属性

属性式は、集計のキーを取り出す場合に指定します。

属性式の詳細な書式は、“B.2.3 属性式”を参照してください。

/doc/company/employee/@position

単一行関数指

単一行関数指定は、集計のキーとして単一行関数指定を使用したとき、その値を取り出す場合に指定します。

単一行関数指定の詳細な書式は、“B.2.4 単一行関数指定”を参照してください。

例1

rlen(/doc/company/employee/name/text(),3)

例2

rlen(/doc/company/employee/@position,3)

集合関数指

集合関数指定は、引数のテキスト式または属性式で指定した値を集計します。

以下に集合関数指定の定義を以下の図に示します。

[図:集合関数指定の定義]

◆avg関

テキスト式または属性式で示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の平を求めます。

◆sum関

テキスト式または属性式で示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の合を求めます。

◆max関

テキスト式または属性式で示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の最を求めます。

◆min関

テキスト式または属性式で示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の最を求めます。

◆count関

テキスト式または属性式で指定した要素の件を求めます。


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