Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第3部 その他のアプリケーション開発> 第12章 XML変換機能> 12.2 XML変換機能の設計

12.2.2 XML文書構造の決定

テキストファイルに出力するXML文書の構造を決定します。
以下の内容を決定してください。

XML文書は、1つのルート要素を持ち、その配下に子要素や要素データが存在する構造を持ちます。それぞれの要素はすべて関係を持っており、親子関係または兄弟関係などで表現することができます。
階層構造にて、上位に位置するタグは“親”であり、下位に位置するタグは“子”となります。共通の親を持つ同位置の要素は“兄弟”となります。
XML文書の例を階層構造で表すと、以下の図のように表現することができます。

[図:XML文書の階層構造]

マッピングルールでは、出力されるXML文書の中で、要素データを持つ要素を“カラム要”、他の要素を持つ要素を“ペアレント要”と呼びます。

以下の図では、ペアレント要素は“PERSON”、“DETAIL”の2つです。カラム要素は、“PERSON”、“DETAIL”要素配下の“NUM”、“NAME”、“JOB”、“LOCNUM”、“LOC”の5つになります。

[図:親子要素の対応付け]


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