Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第2部 APIでのアプリケーション開発> 第11章 C APIのアプリケーション開発> 11.2 C APIの使用方法> 11.2.3 データの更新

11.2.3.3 レコードIDを指定してデータを更新する

XML文書を更新するには、ShunUpdateRecId関数を利用します。

ShunUpdateRecId関数では、レコードID(コンダクタ制御情報および返信レコード識別子)を利用してデータを更新します。ShunUpdateRecId関数を実行する前に、ShunSearch関数を利用して、更新したいデータのレコードIDを取得しておく必要があります。レコードIDによるXML文書の更新とは、新しいXML文書で既存のXMLを置換することを指します。既存のXML文書中のデータを部分的に更新することはできません。

データを更新する場合の流れについて、以下の図に示します。

[図:データを更新する場合の流れ]

■記述例

SHUNHSTMT StmtH;
/* データ操作ハンドルの作成 */
ShunAllocHandle(ConH, &StmtH);                              (1)

/* レコードIDによる更新を実行 */
ShunUpdateRecId(StmtH, 1, Rec_Id_In, Data);                 (2)

/* データ操作ハンドルの解放 */
ShunFreeHandle(StmtH);                                      (3)

◆(1) データ操作ハンドルの割当て

事前にデータ操作ハンドルを割り当てます。データ操作ハンドルは、ShunAllocHandle関数に、親ハンドルとなるコネクションハンドルを指定して割り当てます。

◆(2) XML文書の更新

ShunUpdateRecId関数に、データ操作ハンドル、更新するデータ件数、更新するレコードID、更新するデータを指定し、更新を実行します。

ShunUpdateRecId関数では、複数のレコードID、対応するデータを指定することで、一度に複数のXML文書を更新することができます。

◆(3) データ操作ハンドルの解放

データの更新が完了したら、ShunFreeHandle関数でデータ操作ハンドルを解放します。


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