Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第2部 APIでのアプリケーション開発> 第10章 .NET APIのアプリケーション開発> 10.3 .NET APIの使用方法> 10.3.3 データの更新

10.3.3.2 レコードIDを指定してデータを削除する

データを削除するには、Deleteメソッドを使用します。

.NET APIでは、レコードIDを使用してデータを削除します。データを削除する前に、削除したいデータのレコードIDを取得しておく必要があります。

レコードIDを指定してデータを削除する場合の流れについて、以下の図に示します。

[図:レコードIDを指定してデータを削除する場合の流れ]

■C# .NETの記述例

ShunService service = new ShunService();
service.Connect();

ShunRecordCollection recCol = new ShunRecordCollection();                        (1)
recCol.Add( record );                                                            (2)
service.Delete( recCol );                                                        (3)

service.Disconnect();

■VB .NETの記述例

Dim service As New ShunService()
service.Connect()

Dim recCol As New ShunRecordCollection()                                         (1)
recCol.Add( record )                                                             (2)
service.Delete( recCol )                                                         (3)

service.Disconnect()

◆(1) ShunRecordCollectionオブジェクトの作成

ShunRecordCollectionオブジェクトを作成します。

◆(2) ShunRecordオブジェクトの設定

削除したいShunRecordオブジェクトを、ShunRecordCollectionオブジェクトに設定します。

ShunRecordオブジェクトを設定するには、以下のメソッドを使用します。使用可能なメソッドについては以下の表を参照してください。

[表:ShunRecordオブジェクトを設定するメソッド一覧]

メソッド名またはプロパティ名

機能説明

Add(ShunRecord record)

ShunRecord を ShunRecordCollection の末尾に追加します。

AddRange(ShunRecord[] records)

ShunRecord 配列の要素を ShunRecordCollection の末尾にコピーします。

Insert(int index, ShunRecord record)

ShunRecordCollection 内の指定したインデックス位置に、 ShunRecord を挿入します。

Item[int index]

指定したインデックス位置のShunRecordを置き換えます。
C# .NETでは、このプロパティは ShunRecordCollectionクラスのインデクサになります。

◆(3) 削除の実行

削除の実行はDeleteメソッドを使用します。


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