Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第2部 APIでのアプリケーション開発> 第9章 Java APIのアプリケーション開発> 9.3 Java APIの使用方法

9.3.5 エラー発生時の対処

Java APIを使用したアプリケーションでエラーが発生した場合、ShunExceptionを通知します。ShunExceptionクラスのメソッドを使用することで、以下の情報を取得することができます。

■記述例

try {
    :
} catch (ShunException ex) {
     int errorLevel = ex.getErrLevel();                                (1)
     switch( errorLevel ) {
       case ShunException.SHUN_ERROR :
         System.out.println("エラーレベル  :SHUN_ERROR");
         break;
       case ShunException.SHUN_ERROR_TRANSACTION_ROLLEDBACK :
         System.out.println("エラーレベル  :SHUN_ERROR_TRANSACTION_ROLLEDBACK");
         break;
       case ShunException.SHUN_ERROR_CONNECTION_TERMINATED :
         System.out.println("エラーレベル  :SHUN_ERROR_CONNECTION_TERMINATED");
         break;
     }
     System.out.println("エラーメッセージ:" + ex.getMessage());         (2)
}

◆(1) エラーレベル

getErrLevelメソッドを使用することで、エラーレベルを取得することができます。

エラーの発生により、コネクションが強制切断される場合があります。エラーレベルを調べることで、ユーザはエラー発生後のアプリケーションの状態を知ることができます。

エラーレベルとして、以下の3つを返却しています。

定数名

意味

SHUN_ERROR

パラメタ間違いなど、警告レベルのエラーが発生したことを意味します。エラーの発生箇所から再実行してください。

SHUN_ERROR_TRANSACTION_ROLLEDBACK

エラーの発生により、トランザクションがキャンセルされた状態です。トランザクションの開始点から再実行してください。

SHUN_ERROR_CONNECTION_TERMINATED

エラーの発生により、コネクションが強制切断された状態です。エラーが発生したShunConnectionオブジェクトを解放したあと、コネクションの確立から再実行してください。

◆(2) エラーメッセージ

getMessageメソッドを使用することで、エラーメッセージを取得することができます。

エラーメッセージの詳細は、“メッセージ集”の“API実行時に出力されるメッセージ”を参照してください。


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