Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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付録A セキュリティの強化(Interstage資源の保護)> A.2 Interstage資源保護のための環境設定> A.2.5 Interstage JMS

A.2.5.1 環境構築について

 以下に、必要な環境構築について説明します。

デフォルトシステムの環境構築

 デフォルトシステムの環境構築は、以下の手順で行います。

  1. 起動しているJMSアプリケーションをすべて停止します。
  2. root権限に変更します。
  3. セキュリティ強化コマンドを実行します。
    /opt/FJSVjms/bin/jmschmodを実行してください。

    # /opt/FJSVjms/bin/jmschmod root

マルチシステム機能を使用する場合の拡張システムの環境構築

 マルチシステム機能を使用する場合の拡張システムの環境構築は、マルチシステムの環境構築後、以下の手順で行います。

  1. 起動しているJMSアプリケーションをすべて停止します。
  2. root権限に変更します。
  3. セキュリティ強化コマンドを実行します。
    /opt/FJSVjms/bin/jmschmodを実行してください。

    # /opt/FJSVjms/bin/jmschmod root -M system1
    

     マルチシステムの環境構築の手順については、“マルチシステム運用ガイド”を参照してください。

注意事項


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