Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第2部 認証とアクセス制御> 第5章 InfoProvider Proの認証とアクセス制御> 5.2 InfoProvider Proでオンライン照合を行う方法> 5.2.2 InfoProvider Pro環境定義ファイルの設定

5.2.2.2 オンライン照合機能ログ出力

定義名

dirservlog

説明

 ディレクトリサーバの使用状況をログファイルに出力します。
 以下のように指定します。

dirservlog: 採取ディレクトリ名(フルパス) [ファイル数 切替え基準ファイル容量]

 「ファイル数」で指定可能な範囲は2〜10です。この項目のみを省略することはできません。
 「切替え基準ファイル容量」の単位はメガバイトで、指定可能な範囲は1〜200です。この項目のみを省略することはできません。
 「ファイル数」と「切替え基準ファイル容量」の両方を省略することができます。その時の省略値は、「ファイル数」が3、「切替え基準ファイル容量」が10です。

 ログファイルは、指定した採取ディレクトリに以下の名前で作成されます。

dirservlog_IPアドレス_ポート番号
dirservlog_IPアドレス_ポート番号.0
dirservlog_IPアドレス_ポート番号.1
  :

 ログファイルの容量が「切替え基準ファイル容量」を超えると、ログファイルがローテーションされます。
 InfoProvider Pro起動時に、指定した採取ディレクトリに該当するログファイルが存在する場合、それまで使用されていたログファイルが引き続き使用されます。

省略値

 オンライン照合機能ログ出力を行いません。

指定例

dirservlog: c:\INTERS~1\F3FMwww\Log 3 10
dirservlog: /var/opt/FSUNprovd/Log 3 10

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