Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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2.10 Fujitsu Enablerに関する対策
■Fujitsu Enablerで使用するアカウント
Fujitsu Enablerでは、“oms”というアカウントを特別な目的で利用します。omsアカウントを利用した悪意あるアクセスを防ぐために、omsアカウントによるローカルログインを禁止してください。
同様の設定を、Exchangeサービスのインストール時に指定したアカウントに対しても設定してください。コンピュータがドメインコントローラの場合には、ローカルポリシーではなく、ドメインポリシーを設定してください。
- [スタート]メニューから[コントロールパネル]を開き、[管理ツール]の中の[ローカルセキュリティポリシー]を選択します。
- [ローカルポリシー]を開き、[ユーザー権利の割り当て]をクリックします。
- 右側のフレームで、[ローカルでログオンを拒否する]をダブルクリックします。
- [ローカルセキュリティポリシーの設定]のダイアログボックスで、[追加]ボタンをクリックします。
- [ユーザーまたはグループの選択]のダイアログボックスでomsアカウントを選択し、[追加]ボタンをクリックします。そして、[OK]ボタンをクリックします。
- omsアカウントに対する[ローカルポリシーの設定]チェックボックスにチェックマークが付いていることを確認してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
omsアカウントがすでに他の目的で使用されているなどの理由で、ローカルでログオンを拒否することができない場合は、セキュリティの問題を減らすために、スクリーンセーバーをパスワード保護するようにしてください。
- omsでログオンします。
- スクリーン上で右クリックして、「画面のプロパティ」ダイアログボックスを開きます。
- [スクリーンセーバー]タブを選択します。
- ドロップダウンメニューからスクリーンセーバーを選択し、[パスワードによる保護]チェックボックスをチェックします。
- [OK]ボタンをクリックします。
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