Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第1部 セキュリティ侵害の脅威と対策> 第1章 セキュリティ侵害の脅威> 1.1 Interstage シングル・サインオン> 1.1.3 セキュリティ対策

1.1.3.2 通信内容の保護

 通信内容を書き換えや暴露の脅威から保護するには、暗号化が有効な対策となります。認証サーバ、業務サーバのプロトコルは必ずhttpsとし、通信内容を暗号化してください。httpsを運用するためには、SSLの環境が必要です。なお、リポジトリサーバについてはInterstageシングル・サインオンのプログラムが通信内容を暗号化していることから、SSL通信を使用する必要はありません。

 httpsによる認証サーバ、業務サーバの環境構築については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築”を参照してください。

 DoS攻撃を想定して、より安全なシステムを運用するには、IPSec通信やファイアウォールを導入して認証サーバ、リポジトリサーバを保護するという対策が有効です。詳細については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“より安全に利用するために”を参照してください。


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