Interstage Application Server 運用ガイド
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3.1.2.5 Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ
■バックアップ方法

Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をバックアップする場合について説明します。
バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzagの場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir X:\Backup\ssoatzag
2.copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の業務サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf\ssoatzag.conf X:\Backup\ssoatzag
copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf\domainsid X:\Backup\ssoatzag(注1)
copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf\ssoacsctl X:\Backup\ssoatzag(注2)
3. xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の業務サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
xcopy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template X:\Backup\ssoatzag |
Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をバックアップする場合について説明します。
バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaの場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir X:\Backup\ssoatzag\java
2.copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Javaアプリケーションの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合、
copy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\Javaアプリケーション資源ファイル X:\Backup\ssoatzag\java(注3) |

Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をバックアップする場合について説明します。
バックアップ先パスが/backup/FJSVssoazの場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir /backup/FJSVssoaz
2.cpコマンドを使用して、以下の業務サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
cp /etc/opt/FJSVssoaz/conf/ssoatzag.conf /backup/FJSVssoaz
cp /etc/opt/FJSVssoaz/conf/domainsid /backup/FJSVssoaz (注1)
cp /etc/opt/FJSVssoaz/conf/ssoacsctl /backup/FJSVssoaz (注2)
3. cpコマンドを使用して、以下の業務サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
cp -Rp /etc/opt/ FJSVssoaz/pub/template /backup/ FJSVssoaz |
Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をバックアップする場合について説明します。
バックアップ先パスが/backup/FJSVssoaz/javaの場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir /backup/FJSVssoaz/java
2.cpコマンドを使用して、業務サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション格納ディレクトリが/home/jaastest/sampleの場合、
cp /home/jaas/sample/Javaアプリケーション資源ファイル /backup/FJSVssoaz/java (注3) |
- 注1)
- ssoencsidコマンドで作成したファイルです。ファイル名や格納先はssoencsidコマンドのオプションにより変更されます。
- 注2)
- ssorfinfazコマンドで作成したファイルです。ファイル名や格納先はssorfinfazコマンドのオプションにより変更されます。
- 注3)
- Javaアプリケーションを開発する場合にバックアップしてください。
Javaアプリケーション資源ファイルとは、ユーザ指定の任意のディレクトリ配下にある以下のファイルです。
・Javaソースファイル、Javaクラスファイル、JavaArchive(jar)ファイル、ログイン構成ファイル、トラストストアファイル、セキュリティポリシーファイル、サービスIDの暗号ファイル、Javaアプリケーションが使用するファイル。
注意事項
業務サーバは、Interstage HTTP Server、またはInfoProvider Proを利用しています。これらの資源のバックアップも行ってください。
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