Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 アプリケーションの運用> 2.1 ワークユニットの設計> 2.1.1 ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境

2.1.1.2 アプリケーション自動再起動

 クライアントからの入力データの誤りなどにより、アプリケーションが異常終了した場合に、アプリケーションを自動的に再起動させることができます。自動再起動を設定すると、クライアントからの新たな要求を処理することができます。

 アプリケーション自動再起動に関しては、Interstage管理コンソールのワークユニット設定に定義します。設定内容は一定時間内での異常終了回数を設定します。アプリケーションの異常終了が異常終了回数に達した場合、ワークユニットは異常終了します。ワークユニットが異常終了した場合、ワークユニット内のアプリケーションのプロセスは全て停止され、該当ワークユニットで処理中の要求はクライアントへエラーで復帰します。
 一定時間内に異常終了回数まで達しなかった場合、異常終了回数はリセットされます。

 なお、異常終了回数に1が設定された場合は、再起動は行われません。0を設定した場合は、無限に再起動を実施します。
 また、プロセスの再起動が失敗した場合は、ワークユニットは異常終了となり、同一ワークユニット内で動作しているすべてのアプリケーションが停止します。


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