ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0 |
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第4部 導入(応用編) | > 第10章 しきい値を定義する |
本ファイルの格納場所は以下のとおりです。
<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\alertconfig.txt |
/etc/opt/FJSVssqc/alertconfig.txt |
上記ファイルを以下の定義方法に従って編集してください。
上記格納場所にファイルを配置した後、本製品の定期チェック(5分間隔)により、そのファイルの存在が確認されると、自動的に取り込まれ定義内容が反映されます。したがって、ファイルの編集は別の場所で実施して、定義作業が完了した後に上記格納場所に配置してください。
本ファイルは、CSV形式のファイルです。しきい値監視する項目ごとに一行ずつ定義します。
カラム位置 |
説明 |
---|---|
1 |
しきい値監視ID。一行毎にユニークなIDをつけてください。 |
2 |
監視する項目の「レコード番号」。レコード番号の値は下表を参照ください。 |
3 |
監視する項目の「フィールド名」+「レコード番号」。 例)レコード番号が1018のフィールド名freepcを監視する場合は、"freepc1018" を指定します。 フィールド名およびレコード番号の値は下表を参照ください。 |
4 |
監視するリソースのリソースIDを定義します。 リソースIDは、コンソールのドリルダウン表示で、対象ノードのコンテンツを表示することで、"リソースID" カラムから調べることができます。 また、リソースIDにはワイルドカードが使用できます。 例)リソースIDが"aaabbbccc"の場合、"aaabbbccc", "aaa*", "aa?bb?cc?", "???bbb???", "[abc]aa[abc]bb[abc]cc"などの指定が合致します。 |
5 |
通知する監視項目の名前を定義します。 |
6 |
しきい値監視を行う時間帯の開始時刻を定義します。HH:MM:SSの形式で指定します。省略することはできません。 |
7 |
しきい値監視を行う時間帯の終了時刻を定義します。HH:MM:SSの形式で指定します。省略することはできません。なお、24時間監視する場合は、開始時刻、終了時刻とも"00:00:00"を指定してください。 |
8 |
基準のサンプリング回数のうち、何回しきい値超えが発生した場合にアラーム通知するかという、しきい値超え発生回数(N)を定義します。 |
9 |
アラーム通知判定の基準のサンプリング回数(M)を定義します。なお、サンプリング回数の最大数は9、最小数は1です。1以上9以下の整数を定義してください。また、サンプリング回数が1の場合は、しきい値越え発生回数には1を定義してください。 なお、しきい値超え発生回数とサンプリング回数は、N >= M/2の関係になるよう定義してください。 |
10 |
警告(warning)しきい値 |
11 |
異常(error)しきい値 |
12 |
">" か "<" を定義します。 ">" - ディスク使用量など、値が大きくなった場合にアラーム通知する場合。 "<" - ディスク空き率など、値が小さくなった場合にアラーム通知する場合。 |
分類 |
レコード番号 |
フィールド名 |
項目の説明 |
---|---|---|---|
WIN_DISKSPACE |
1018 |
free |
ディスクの空き容量(B)。 |
total |
ディスク総容量(B)。 |
||
freepc |
ディスクの空き率。 |
分類 |
レコード 番号 |
フィールド名 |
項目の説明 |
---|---|---|---|
UX_DISKSPACE |
1002 |
dtotfils |
マウント時のファイルシステム内のファイル数。 |
duseblks |
マウント時のファイルシステム内の使用ブロック数。 |
||
dfrefils |
マウント時のファイルシステム内の作成可能ファイル数。 |
||
davlblks |
マウント時のファイルシステム内の作成可能ブロック数。 |
||
dblksiz |
マウント時のファイルシステムのブロックサイズ。 |
||
dtotblk |
マウント時のファイルシステム内の総ブロック数。 |
||
dusebyts |
マウント時のファイルシステム内の使用バイト数。 |
||
dusembs |
マウント時のファイルシステム内の使用メガバイト数 |
||
davlbyts |
マウント時のファイルシステム内の空バイト数 |
||
davlmbs |
マウント時のファイルシステム内の空メガバイト数 |
||
dtotbyts |
マウント時のファイルシステムの総バイト数 |
||
dtotmbs |
マウント時のファイルシステムの総メガバイト数 |
||
dfreepc |
マウント時のファイルシステム内の空き率 |
上記の表に示した情報は、コンソールのモニタ画面に表示される、OSに関するリソース情報です。しきい値監視では、上記以外の項目を監視することもできます。その場合は、「第19章 データフォーマット」を参照して、該当するレコード番号とフィールド名を指定してください。
以下にalertconfig.txtの定義例を示します。
1,1018,freepc1018,*,FreeSpace,00:00:00,00:00:00,1,1,20,5,< |
1,1002,dfreepc1002,*,FreeSpace,00:00:00,00:00:00,1,1,20,5,< |
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