Interstage Application Server 移行ガイド
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付録A 旧バーションServletサービス環境定義の移行> A.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義の移行

A.2.1 WebサーバがInterstage HTTP Serverの場合

サーブレット・ゲートウェイ

Interstage管理コンソール

ApJServDefaultPort

ありません。

ApJServMount

(注1)
[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > [新規作成]タブ >
または
[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > [IJServerワークユニット名を選択] >
“Servletコンテナ設定”の“ServletコンテナのIPアドレス:ポート番号”
および
“Webアプリケーション名”

ApJServLogFile

[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > [ログ設定]タブ >
“ログ出力ディレクトリ”
[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > [ログ参照]タブから参照できます。

 ただし、Windows (R)のPlus、Web-J Editionでは、変更できません。“C:\Interstage\F3FMihs\logs\jk2.log”に出力されます。

ApJServLogLevel

[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > [ログ設定]タブ >
“デバック情報”

ApJServRetryAttempts

ありません。

ApJServBalance

複数のServletコンテナを使用する場合は、“1つのWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する”または“複数のWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する”を参照してください。

ApJServHost

ApJServDefinitionRead

常に有効です。

ApJServSessionRecovery

ありません。

(注1) WebサーバコネクタとServletコンテナが別システム([システム] > [環境設定]タブの“Servletサービスの詳細設定”で“Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用しない”を選択)の場合に設定が必要であり、同一システムの場合は必要ありません。

1つのWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する

 Webアプリケーションを配備したIJServerワークユニットの以下の値を変更することで、複数のServletコンテナでWebアプリケーションを実行できるようになります。これにより、1つのServletコンテナに通信が集中することなく、プロセス多重度で指定した多重度数のServletコンテナに負荷を分散させることができます。

 [ワークユニット] > [新規作成]タブ > “詳細設定” >
  または
 [ワークユニット] > [IJServerワークユニットを選択] > [環境設定]タブ >
“ワークユニット設定”の“プロセス多重度”

複数のWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する

 複数のIJServerワークユニットを作成し、Webアプリケーションを業務単位に異なるIJServerワークユニットに配備します。
 IJServerワークユニットは、IJServerワークユニット単位に起動、停止できるため、業務運用中であっても他業務へ影響を与えることなく、該当する業務のWebアプリケーションの変更・保守(復旧)作業を行うことができます。

■WebサーバコネクタとServletコンテナが別システムの定義例

 WebサーバコネクタとServletコンテナが別システムの定義例は、“J2EE ユーザーズガイド”の“Servletサービスの運用準備”−“IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順”を参照してください。


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