Interstage Application Server 移行ガイド
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第4章 Interstage Application Server V5からの移行> 4.13 Interstage シングル・サインオンの移行> 4.13.2 認証サーバの移行

4.13.2.1 Plusからの移行

 V5.x Interstage Application Server Plusからの認証サーバの資源の移行手順について説明します。

■移行手順


 上書きインストールを行うことで、旧環境がそのまま引き継がれます。


 バックアップ、およびリストアにより移行します。バックアップの作業については旧バージョンの“Interstage運用ガイド”を参照してください。リストアの作業についてはV6.0の“Interstage運用ガイド”を参照してください。


 V5.xのシステムに構築したSSL環境をV6.0において使用することはできますが、Interstage管理コンソールから操作することはできません。V6.0においてInterstage管理コンソールを使用してSSL環境を再構築する場合は、移行作業を行う必要はありません。

■定義項目

 V5.xでのリポジトリサーバの以下の定義は、V6.0では認証サーバで定義します。認証サーバの定義ファイルをリストア後、リポジトリサーバの定義に設定してある以下の定義を認証サーバ定義ファイルに追加して設定してください。(注)

 注)リポジトリサーバが複数台で運用されていた場合は、リポジトリサーバ(更新系)の定義を認証サーバ定義ファイルに追加してください。また、認証サーバが複数台で運用されていた場合は、すべての認証サーバの定義ファイルに追加してください。

 保護リソース以外からの不正な認証要求を抑止するために、以下の定義を認証サーバに定義します。認証サーバの定義ファイルをリストア後、運用にあわせて以下の定義を認証サーバ定義ファイルに追加して設定してください。

 認証サーバの定義ファイルの詳細については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築”−“認証サーバの環境構築”−“認証サーバの定義ファイルの設定”を参照してください。


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