Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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4.9 クラスタシステムのテスト方法について
Interstageにおいて異常が発生した場合に、クラスタシステムの切り替えが発生することを確認する方法を以下にしめします。
[確認方法]
- 運用ノードにおいて"ps -ef"コマンドを実行し、manage プロセスのプロセスIDを特定します。以下の実行例とおり"ps -ef"コマンドを実行し、manageプロセスのプロセスIDを特定してください。

- デフォルトシステムの場合
表示行の最後に"default"と表示されます。以下の場合、プロセスIDは2795になります。
# ps -ef | grep /opt/FSUNtd/lib/manage
root 2795 1 0 7月 18 ? 0:00 /opt/FSUNtd/lib/manage default
- 拡張システムの場合
表示行の最後に拡張子ステム名が表示されます。以下の場合、拡張システムsys01のmanageプロセスのプロセスIDは3652になります。
# ps -ef | grep /opt/FSUNtd/lib/manage
root 2795 1 0 7月 18 ? 0:00 /opt/FSUNtd/lib/manage default
root 3652 1 0 7月 18 ? 0:00 /opt/FSUNtd/lib/manage sys01

以下の場合、プロセスIDは2795になります。
# ps -ef | grep /opt/FJSVtd/lib/manage
root 2795 1 0 Jul10 ? 00:00:00 /opt/FJSVtd/lib/manage default
- 手順1.で特定したプロセスに対して"kill -9"コマンドを実行し、シグナルを送信します。以下に、プロセスIDが2795のプロセスに対する実行例をしめします。
# kill -9 2795
なお、kill コマンドで送るシグナルは、かならず"-9"を指定してください。
以上の手順の実施によりクラスタシステムの切り替えが発生します。設計どおりに切り替えが発生したかを確認してください。
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