Interstage Application Server 運用ガイド
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第5章 メンテナンス(資源のバックアップ)> 5.1 資源のバックアップとリストア> 5.1.3 リストア手順

5.1.3.19 InfoDirectory資源のリストア

 InfoDirectoryの資源のリストア手順について説明します。

■リストアコマンド

InfoDirectory資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\ID\DIR\bin\odsidrest.exe
C:\Interstage\ID\MGR\bin\odsmgrrest.exe

/opt/FJSViddsa/bin/odsidrest
/opt/FJSVdirs/bin/odsmgrrest

 コマンドの使用方法の詳細については"InfoDirectory使用手引書"の"付録 コマンドリファレンス"の"運用系コマンド"を参照してください。コマンドのメッセージについては、"付録 メッセージ一覧"の"メッセージ一覧(コマンド)"を参照してください。

■リストア方法

 DSAの作成フォルダがC:\DBDB\dsa、バックアップ先フォルダがX:\Backup\IDの場合の操作例を以下に示します。

  1. odsidrestコマンドを使用して、DSAをリストアします。
      odsidrest -o "X:\Backup\ID\dsa" -r "C:\DBDB\dsa"
  2. odsmgrrestを使用して管理クライアントの定義ファイルをリストアします。
      odsmgrrest -b "X:\Backup\ID" -s

 DSAの作成ディレクトリが/DBDB/dsa、バックアップ先ディレクトリが/backup/idの場合の操作例を以下に示します。

  1. odsidrestコマンドを使用して、DSAをリストアします。
      odsidrest -o "/backup/id/dsa" -r "/DBDB/dsa"
  2. odsmgrrestを使用して管理クライアントの定義ファイルをリストアします。
      odsmgrrest -b "/backup/id" -s

■注意事項

 DSAのリストアを行う場合は、必ずDSAを停止してから行ってください。
 バックアップしたときと同じ場所にリストアしてください。
 odsidrest、odsmgrrestコマンドで指定するパスはフルパスを指定してください。


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