Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 アプリケーションの運用> 2.1 ワークユニットの設計> 2.1.1 ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境

2.1.1.1 アプリケーションプロセス多重度

 複数のクライアントから、1つのアプリケーションに同時に要求が出された場合に、実行単位(プロセス)を複数にして、同時に処理できるプロセス多重度を設定することができます。多重度に関しては、ワークユニット定義で設定します。
 
 プロセス多重度については、1処理あたりの処理時間とクライアントへのレスポンス時間および時間あたりの要求数により、決定する必要があります。
 また、必要以上にプロセス多重度を大きくすると、メモリなどシステム資源に影響があるため、妥当な多重度に設定を行う必要があります。
 アプリケーションプロセス多重度設定についての詳細は、“OLTPサーバ運用ガイド”の“ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005