Systemwalker Software Delivery 解説書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 機能の説明 | > 2.3 構成情報の管理 |
クライアントやサーバのハードウェア/ソフトウェア構成情報をインベントリ情報として収集し、一元管理します。収集/一元管理された情報は、資産管理などに利用できます。
インベントリ情報とは
WMI(Windows Management Instrumentation)を使用し、コンピュータのモデル名、シリアル番号など、PCの資産管理に有用な情報が収集できます。収集/一元管理された情報は、資産管理などに利用できます。以下の情報を収集/管理します。それぞれの情報の詳細については、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。
- ハードウェア情報
- ソフトウェア情報
- テキスト情報
インベントリ情報の管理の概要を“図:インベントリ情報の管理”に示します。
ネットワーク上に接続されているクライアントのハードウェア構成やソフトウェア構成の情報を、インベントリ情報として以下のように一元管理/利用できます。
インベントリ情報とは、PCの資産管理などを行う上で必要となる情報です。以下の情報を収集/管理します。
CPU種別、物理メモリ量、ディスク容量などクライアントのハードウェアに関する情報です。
また、ユーザが資産管理上必要となる任意の情報(資産管理番号、管理者名、管理者連絡先など)をクライアント個々で設定することにより、それらの情報をインベントリ情報として扱うことも可能です。この情報をユーザ情報と呼び、ユーザ情報はクライアントごとに10個まで設定して、ハードウェア情報に含めることができます。
クライアントにインストールされているソフトウェア製品の製品名、バージョンなど、ソフトウェアに関する情報です。
ファイル名、ファイルサイズ、Windows(R)システムのレジストリ情報などを基に、市販されているソフトウェア製品およびユーザ作成の業務アプリケーションを特定し管理することができます。
動作環境設定ファイルなど、クライアント上のテキストファイルの内容に関する情報です。クライアントのインベントリ情報として管理したい設定情報、業務アプリケーションの設定情報などを、テキスト情報として収集し参照することができます。
インベントリ情報として収集できるハードウェア情報(ユーザ情報を含む)、ソフトウェア情報およびテキスト情報の詳細については、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”を参照してください。
収集されたインベントリ情報は、以下の用途で活用することができます。
ハードウェア情報・ソフトウェア情報を基に、購入資産の状況を把握することができます。また、収集するインベントリ情報に資産管理に必要となるユーザ固有の情報(資産管理番号、管理者名、管理者連絡先などのユーザ情報)を付加することができます。
クライアントの利用者が個別にインストールしたソフトウェア資産を、システム単位に把握することができます。
新しく購入したソフトウェア製品、およびユーザ固有の業務アプリケーションの導入状況を把握するために、インベントリ情報として収集対象となるソフトウェア情報を特定することができます。ソフトウェア情報の特定は、ソフトウェア辞書をカスタマイズし、その内容を各クライアントに配付することで実現できます。
システム単位に保持する業務アプリケーションおよび環境設定などの任意の情報を、テキスト情報として収集することができます。収集した情報をもとに、各システムの環境およびアプリケーションの状態を確認することができます。
あらかじめ運用管理サーバ上にインベントリデータベースを用意することにより、収集したインベントリ情報を集約し、インベントリデータベースに格納することができます。
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