Symfoware Server SQLビギナーズガイド - FUJITSU -
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第3章 データを変更する方法

3.2 データベースのデータを更新する

表のデータを更新するには、UPDATEを使用します。UPDATE文の例を以下に示します。

発注表の取引先が“61”で、かつ取引製品が“215”のデータについて、発注数量を“50”に更新します。
UPDATE  在庫管理.発注表  SET  発注数量 = 50
              (1)                  (2)

        WHERE  取引先 = 61 AND 取引製品 = 215
                            (3)

(1) 表名

(2) 設定句

(3) 探索条件

本節では、UPDATE文で行うことのできる以下の操作を説明します。

UPDATE文によるデータの更新には、ここで説明する方法のほかにカーソルを使用する方法もあります。その方法は“カーソルを使用してデータを更新する”で説明します。

なお、ここで説明するUPDATE文によるデータの更新は、探索条件により更新対象の行を特定することから、“UPDATE文:探索”と呼びます。


下へ3.2.1 複数の列の値を更新する
下へ3.2.2 更新するデータをNULL値にする
下へ3.2.3 更新するデータに省略値を使用する
下へ3.2.4 更新するデータに現在の日時を設定する
下へ3.2.5 更新するデータに別の列の値を使用する
下へ3.2.6 更新するデータに四則演算を行う
下へ3.2.7 表のすべての行を更新する

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