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第3章 HTMLページ編集サービスとCORBAオブジェクトとの関係> 3.3 CORBAオブジェクトへのデータ入力

3.3.3 不当な入力データの扱い

以下にWWWブラウザからの入力データが、CORBAオブジェクトの入力パラメタと一致しなかった場合を示します。

パラメタ情報が入力されない場合

下図の例は、WWWブラウザから"地域"と"会社名"の情報は入力されていますが、"電話"の情報が入力されていません(INPUTタグのVALUEオプションによる省略値もなし)。
このような場合HTMLページ編集サービスは、CORBAオブジェクトのパラメタのデータ型によって省略値を決定(上表を参照)および設定して処理を続行します。

WWWブラウザからCORBAオブジェクトの入力パラメタ情報が入力されない場合

パラメタ属性が不当な場合

下図の例は、WWWブラウザから入力された"電話"のパラメタ属性がCORBAオブジェクトパラメタ属性と一致していません。
このような場合HTMLページ編集サービスは、その旨のメッセージをWWWブラウザおよびエラーログファイルに出力して処理を中止します。

WWWブラウザからの入力パラメタ属性が不当な場合

必要のないパラメタ情報が入力された場合

下図の例は、WWWブラウザから入力される情報で"地域"と"会社名"に対応するCORBAオブジェクトのパラメタはありますが、"電話"に対応するパラメタがありません。
このような場合HTMLページ編集サービスは、その必要のないパラメタ情報を無視して処理を続行します。

WWWブラウザから必要のないCORBAオブジェクトの入力パラメタ情報が入力された場合


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