Interstage Application Server WebGatewayユーザーズガイド |
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第2章 HTMLページ編集サービスの環境設定と運用手順 |
WWWブラウザからCORBAオブジェクトの呼び出しは、Webサーバのインタフェースによって異なります。
Webサーバのインタフェース毎の処理の流れを以下に示します。
WebGateway連携(ID未通知型)では、WWWブラウザから直接に入力用Webページを取り出した後、CORBAオブジェクトを呼び出します。
WebGateway連携(ID通知型)では、WWWブラウザからクライアントIDの獲得と同時に入力用Webページを取り出した後、CORBAオブジェクトを呼び出します。終了時には、クライアントIDの解放をしてください。
セション管理型拡張CGIでは、WWWブラウザからログインと同時に入力用Webページを取り出した後、CORBAオブジェクトを呼び出します。終了時には、ログアウトをしてください。
NSAPIでは、WWWブラウザから直接に入力用Webページを取り出した後、CORBAオブジェクトを呼び出します。
ISAPIでは、WWWブラウザから直接に入力用Webページを取り出した後、CORBAオブジェクトを呼び出します。
WWWブラウザから入力された値をそのままWWWブラウザに返却するCORBAオブジェクトは、セキュリティホール(Cross-site-Scriptingの脆弱性の問題)となる可能性があります。このようなCORBAオブジェクトは作成しないことをお勧めします。Cross-site-Scriptingの説明については、"使用上の注意"の"Interstage共通の注意事項"を参照してください。
−WebGateway連携(ID未通知型)とNSAPI,ISAPIの場合には、URLやWebページから入力用Webページを直接指定して取り出します。以下に例を示します。
URLから入力用Webページを取り出す場合
http://"ホストアドレス"/入力用Webページ (1) |
Webページから入力用Webページを取り出す場合
<HTML> : 入力用Webページは<A HREF="入力用Webページ">ここ</A>を押す。 : (1) </HTML> |
(1) : 入力用Webページ(CORBAオブジェクトの入力用HTML)を指定します。
−WebGateway連携(ID通知型)とセション管理型拡張CGIの場合には、クライアントIDの獲得やログインをすることで入力用Webページが取り出せます。以下に例を示します。
URLから入力用Webページを取り出す場合
http://"ホストアドレス"/gai-gw/gai-infobj/ (1) (2) |
Webページから入力用Webページを取り出す場合
<HTML> : 入力用Webページは<A HREF="/gai-gw/gai-infobj/">ここ</A>を押す。 : (1) (2) </HTML> |
(1) : "gai-gw"は固定です。
(2) : InfoProvider Pro環境定義ファイルで指定したHTMLページ編集サービスを表す識別名を指定します。
なお、入力用Webページ(CORBAオブジェクトの入力用HTML)は、InfoProvider ProのWebGateway連携(ID通知型)やセション管理型拡張CGIの環境設定の"gw-topHTML"オペランドに指定してください。
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