Interstage Application Server 使用上の注意 -Windows(R)-
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第2章 注意事項> 2.18 Portalworksの注意事項

2.18.3 Portalworksサーバの運用形態についての注意

 Portalworksサーバをインターネットに公開する場合、セキュアな環境の構築が必要となります。このような場合、DMZ上にSecurityDirector、IDC上にPortalworksを置き、PortalworksへのアクセスはSecurityDirector経由で接続するような環境を構築し、運用することを推奨します。
 また、Portalworksサーバは必ず、DNS(Domain Name System)に登録してください。

  ※DMZ(DeMilitarized Zone)
   インターネットと IDC からファイアウォールによって隔離されたセグメント。
  ※IDC(Internet Data Center)
   インターネットと接続されたセキュアなデータセンタ。

 インターネットゾーンとDMZ(SecurityDirector)の間はhttpsプロトコルで通信して下さい。DMZ(SecurityDirector)とPortalworks間は、http、httpsプロトコルのみが有効です。
 また、Portalworksサーバをインターネットに公開する場合には、以下の手順により、ファイルのアクセス権変更コマンドを実行してください。これにより Windowsの一般利用者から不当なファイル変更ができなくなります。

  1. PortalworksをインストールしたユーザIDでWindowsサーバにログオンします。
  2. Portalworks のインストールが完了していることを確認してください。
  3. コマンドプロンプトを開いてください。
    コマンドプロンプトは以下の方法で表示することができます。
     Windows(R) 2000の場合:
      [スタート]*[プログラム]*[アクセサリ]*[コマンド プロンプト]
     Windows NT(R)の場合:
      [スタート]*[プログラム]*[コマンド プロンプト]
  4. 以下のプログラムを実行してください。
     <Portalworksのインストール先>\bin\pwinetop.exe -d|-w
     ドメインに所属しているマシンに本システムを"C:\Portalworks"にインストールした場合は以下のようになります。
     C:\Portalworks\bin\pwinetop.exe -d
     ドメインに所属していない(ワークグループの)マシンに本システムを"C:\Portalworks"にインストールした場合は以下のようになります。
     C:\Portalworks\bin\pwinetop.exe -w

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