Interstage Application Server 運用ガイド
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第5章 メンテナンス(資源のバックアップ)> 5.1 資源のバックアップとリストア> 5.1.3 リストア手順

5.1.3.14 J2EE共通資源ファイルのリストア

 J2EE共通資源ファイルのリストア手順について説明します

■リストアコマンド

 J2EE共通資源ファイルのリストアは、以下のコマンドを使用します。

 C:\INTERSTAGE\J2EE\bin\j2eerestore.exe

 /opt/FJSVj2ee/bin/j2eerestore

 J2eerestoreコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。

■リストア方法

 バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. jarコマンドが格納されているディレクトリが、環境変数PATHに含まれていることを確認します。(注1)
  2. j2eerestoreコマンドを実行して、J2EE共通資源ファイルをリストアします。
      C:\INTERSTAGE\j2ee\bin\j2eerestore -d X:\backup (注2)

 バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. jarコマンドが格納されているディレクトリが、環境変数PATHに含まれていることを確認します。(注1)
  2. j2eerestoreコマンドを実行して、J2EE共通資源ファイルをリストアします。
      /opt/FJSVj2ee/bin/j2eerestore -d /backup(注2) (注3)
注1)
j2eerestoreコマンドは、その内部処理においてjarコマンドを使用しているため、この確認処理が必要です。
注2)
j2eerestoreコマンドは、資源をJ2EE共有ディレクトリ内にリストアすることはありません。J2EE共有ディレクトリ内への資源のリストアは、ユーザが自分で行う必要があります。
注3)
ここでの例はデフォルトシステムに資源をリストアする場合を示しています。Solaris OE版の場合、デフォルトシステム以外のシステムに資源をリストアする場合のj2eerestoreコマンドは、次のようになります。

/opt/FJSVj2ee/bin/j2eerestore -d /backup -M <システム名>

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