Interstage Application Server 運用ガイド
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5.1.2.6 イベントサービス資源のバックアップ
イベントサービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
イベントサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\INTERSTAGE\ESWIN\bin\esbackupsys.exe |

/opt/FJSVes/bin/esbackupsys |
esbackupsysコマンドは、イベントサービスが停止している状態で実行する必要があります。
■バックアップ方法

バックアップ先パスがX:\Backup\ESの場合の操作例を以下に示します。
esbackupsysコマンドを実行して、イベントサービス資源をバックアップします。(注)
esbackupsys -d X:\Backup |

バックアップ先パスが/backup/FJSVesの場合の操作例を以下に示します。
esbackupsysコマンドを実行して、イベントサービス資源をバックアップします。(注)
esbackupsys -d /backup |
- 注)
- esbackupsysコマンドは、指定したバックアップ先パス配下に以下のディレクトリを作成後、そのディレクトリ配下にイベントサービス資源をバックアップします。すでに以下のディレクトリが存在する場合は、削除後に実行してください。
Windows(R):ES
Solaris OE/Linux:FJSVes
■注意事項
- ユニットは、バックアップの際に以下のディレクトリ配下の"def"拡張子の定義ファイルを対象とします。
Windows(R):C:\INTERSTAGE\ESWIN\etc\def
Solaris OE/Linux:/opt/FJSVes/etc/def
そのため、ユニットの作成時に“esmkunit -uf”で、異なるディレクトリ配下のユニット定義ファイルを指定した場合は、バックアップの対象となりません。
バックアップを行う前に上記ディレクトリ配下にコピーするか、またはバックアップを行った後にバックアップ格納ディレクトリに格納してください。
また、リストアの際(esrestoresysコマンドの実行時)には、上記ディレクトリ配下のユニット定義ファイルに基づいて、ユニットが作成されます。そのため、定義内容に誤りがある定義ファイルが存在した場合は、リストアに失敗します。未使用の定義ファイルは、バックアップ時に上記ディレクトリ配下に格納しないでください。
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