Interstage Application Server 運用ガイド
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第1章 環境設定

1.3 IPv6環境での運用

 Interstage V5では、IPv6環境での運用が可能です。IPv6環境での運用方法を以下に説明します。

運用可能なプラットフォーム

 Solaris 8 OEおよびSolaris 9 OEでのみ運用可能です。

運用可能なサービス

 IPv6環境において、Interstageの以下の機能が使用できます。

運用方法

 InterstageをIPv6環境で運用するには、以下の環境設定が必要です。

InfoProvider Proの環境設定

 IPv6環境でHTTP通信を行う場合には、InfoProvider Proを停止後に、InfoProvider Pro環境定義ファイルに以下を設定し、InfoProvider Proを起動してください。

 IP-version: v6  (デフォルト:v4)

 InfoProvider Pro環境定義ファイルについては、“WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

CORBAサービスの環境設定

 IPv6環境でCORBAアプリケーション連携を行う場合には、config(CORBAサービス)に以下を設定し、CORBAサービスを再起動してください。

  IP-version=v6  (デフォルト:v4)

 configについては“チューニングガイド”を参照してください。

データベース連携サービス

 データベース連携サービスでは、IPv6環境で利用する場合でも特別な設定の必要はありません。

イベントサービス

 IPv6環境でイベントサービスを利用する場合は、CORBAサービスのIPv6環境を設定する必要があります。CORBAサービスのIPv6環境の設定については、“CORBAサービスの環境設定”を参照してください。


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