Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
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C.3.4 EJBサービス
デフォルトシステムと拡張システムで資源の移出移入の手順について以下の違いがあります。
- デフォルトシステムから移出する場合
EJBサービス環境定義ファイルの移出元:/opt/FJSVejb/etc
アプリケーション格納フォルダ:/opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp
- 拡張システムから移出する場合
EJBサービス環境定義ファイルの移出元:/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVejb/etc
アプリケーション格納フォルダの移出元:/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp
- デフォルトシステムに移入する場合
移出元のアプリケーション格納フォルダが/opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp、バックアップ先パスが/backup/ejb/の場合の操作例を以下に示します。
- /backup/ejb/java_config.txtを、/opt/FJSVejb/etc配下にコピーします。
cp /backup/ejb/java_config.txt /opt/FJSVejb/etc
- ejbinstallebコマンドを使用して、EJBアプリケーションをインストールします。このとき、インストール元フォルダ名に、バックアップしておいたアプリケーション格納フォルダを指定することで、すべてのEJBアプリケーションの情報をリストアします。
ejbinstalleb -e /backup/ejb/ejbapp
- /backup/ejb/FJserverProperties.serのファイル名を変更します。
mv /backup/ejb/FJserverProperties.ser /backup/ejb/FJserverProperties.ser.bak
- /backup/ejb配下のすべてのファイルを、/opt/FJSVejb/etc配下にコピーします。
cp /backup/ejb/* /opt/FJSVejb/etc |
- 拡張システムに移入する場合
移出元のアプリケーション格納フォルダが/opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp、バックアップ先パスが/backup/ejb、システム名がsys01の場合の操作例を以下に示します。
- /backup/ejb/java_config.txtを、/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVejb/etc配下にコピーします。
cp /backup/ejb/java_config.txt /var/opt/FJSVisas/system/sys01/FJSVejb/etc
- ejbinstallebコマンドを使用して、EJBアプリケーションをインストールします。このとき、インストール元フォルダ名に、バックアップしておいたアプリケーション格納フォルダを指定することで、すべてのEJBアプリケーションの情報をリストアします。
ejbinstalleb -e -M sys01 /backup/ejb/ejbapp
- /backup/ejb/FJserverProperties.serのファイル名を変更します。
mv /backup/ejb/FJserverProperties.ser /backup/ejb/FJserverProperties.ser.bak
- /backup/ejb配下のすべてのファイルを、/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVejb/etc配下にコピーします。
cp /backup/ejb/* /var/opt/FJSVisas/system/sys01/FJSVejb/etc |
詳細については、“Interstage運用ガイド”および“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
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