Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
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第2章 設計> 2.4 アプリケーションのシステムへの配置

2.4.4 Servletサービス

 ここではServletサービスのアプリケーションを拡張システムに配置する方法について説明します。

■サーブレット・ゲートウェイの場合

 サーブレット・ゲートウェイを拡張システム上で動作させるには、同時に利用するWWWサーバを起動する際に、環境変数“IS_SYSTEM”にシステム名を指定してから起動します。
 これによりWWWサーバの起動に連動して起動されるサーブレット・ゲートウェイが拡張システム上で動作することになります。


 Interstage動作環境定義に、WWWサーバ(InfoProvider ProまたはInterstage HTTP Server)とServletサービスを運用するように記述している場合は、isstartコマンドによりWWWサーバ(InfoProvider ProまたはInterstage HTTP Server)と、Servletサービスが起動されます。
 これにより拡張システム上で、サーブレット・ゲートウェイを動作することができます。

■サーブレット・コンテナをコマンドで運用を行う場合

 Servletコンテナを拡張システム上で動作させるには、Servletコンテナの起動コマンドに、-Mオプションを指定するか、または環境変数“IS_SYSTEM”で拡張システム名を指定して起動を行います。これにより、各コンテナを拡張システム上で動作させることができます。

■Interstage運用操作ツールで運用を行う場合

 Interstage運用操作ツールを使用してServletコンテナの運用を行う場合は、Interstage運用操作ツールにログオンする際に、ユーザ名、パスワードとともに拡張システム名を選択してログオンします。これにより以降のInterstage運用操作ツールで行われる操作は拡張システムに対して行われることになります。
 拡張システムに対してログオンしたあとでサーブレット運用クリックして操作を行うことにより拡張システムのサーブレット・コンテナの運用を行うことができます。


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