Interstage Application Server 移行ガイド
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第3章 Interstage Application Server V5.0からの移行

3.3 EJBサービスの移行

ここでは、以前のバージョン・レベルのEJBサービスからの移行について説明します。

EJBアプリケーションの移行

 Interstage V5.0以前の環境で、高速呼び出しグループを使用して運用されていたアプリケーションを、V5.1の環境に移行してEJBコンテナ上で動作させる場合には、V5.1上でEJBアプリケーションを再配備してください。

メッセージについて

 InterstageV5.1でメッセージの番号とテキストを改善したことにより、以前のバージョン・レベルで出力されていたメッセージ番号およびメッセージテキストと、出力内容が異なる場合があります。
 以前のバージョン・レベルのメッセージを出力したい場合は、以下の設定を行ってください。

項目

設定内容

定義ファイル格納フォルダ


Interstage インストールフォルダ\ejb\etc


/opt/FJSVejb/etc

定義ファイル

FJEJBconfig.properties

指定するキー名

“MsgNoCompatible”(固定)

指定する値

“V5”または“V4”を指定
V4を指定した場合、V4.1以前のメッセージが出力されます。
V5を指定した場合、V5.0で改善されたメッセージとV4.1以前のメッセージが出力されます。

 上記ファイルが存在しない場合や指定するキー名、または、値が違っている場合は、InterstageV5.1で改善されたメッセージ内容が出力されます。


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