Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順> 4.6 クラスタサービスの設定> 4.6.2 SafeClusterの場合

4.6.2.2 状態遷移プロシジャの登録

 修正した状態遷移プロシジャを含め、状態遷移プロシジャを“クラスタ運用管理ビュー”により、クラスタを構成するサービスに登録します。登録方法については、以下で説明します。“クラスタ運用管理ビュー”については、“SafeCLUSTERのマニュアル"を参照してください。

■リソース情報を設定する

 状態遷移プロシジャのリソース情報を設定する場合、“プロセスの再起動回数”を“0"に、"プロセスの再起動間隔"を"0"に、"プロセスの再起動回数の初期化"を"しない"に設定してください。

■状態遷移プロシジャ情報を設定

 「状態遷移プロシジャ情報の設定」では“参照作成(ファイル指定)”を選び、“状態遷移プロシジャ”を指定してください。

■状態遷移指示タイミングを設定する

 「状態遷移指示タイミングの設定」ではInterstageから提供している状態遷移プロシジャに対し、以下に示すタイミングで呼び出されるように設定してください。

[START-RUN]

[START-WAIT]

[STOP-RUN]

[STOP-WAIT]

[FAIL-RUN]

[FAIL-WAIT]

■状態遷移プロシジャをクラスタサービスにリソース登録

 登録した状態遷移プロシジャをクラスタサービスにリソース登録します。「アプリケーションの起動優先度」については、以下の優先順位で呼び出されるように登録してください(上から順番に呼び出されるように設定)。


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