Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順> 4.5 Interstageの環境設定

4.5.6 Interstage初期化

 Interstage初期化は、運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)の順に行います。

■運用ノード(ノード1)でのInterstageの初期化

 まず、運用ノード(ノード1)においてInterstageの初期化を行います

 Interstage初期化(isinitコマンド実行)の際、使用機能により事前にInterstage動作定義の設定を行う必要があります。また、構成/使用機能などを考慮して運用形態の設定を行う必要があります。
 データベース連携サービスを利用する場合は、Interstage動作環境定義ファイルの“OTS path for system log”に共用ディスクへのパスを指定してください。
 Interstage初期化の詳細については、"Interstage運用ガイド"の"カストマイズ方法"−"従来のInterstage統合コマンドによるカストマイズ"−"Interstageの環境設定"−"Interstageの初期化"を参照してください。

 isinit type1

■待機ノード(ノード2)でのInterstageの初期化

 次に、切り替えを行い、ノード2を運用ノードにした後、Interstageの初期化を行います。この時、コマンドには"-w"を指定する必要があります。また、運用形態については、ノード1と同じものを設定する必要があります。

 isinit -w type1

■注意事項

 Interstageの初期化を行うと、形態によっては以下のサービスが作成されます。サービスの「スタートアップの種類」が"自動"になっていますので、"手動"に変更してください。また、起動している場合は、停止してください。これをノード1、ノード2に対して行ってください。


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