Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第5章 アプリケーションの開発 > 5.1 Javaアプリケーションの開発 > 5.1.3 アプリケーション実行環境の設定

5.1.3.2 サービスIDファイルの取得

 ユーザID/パスワードで認証サーバに認証するJavaアプリケーションの場合、アプリケーション運用管理者はSSO管理者に依頼してサービスIDファイルを取得します。取得したサービスIDファイルは、Javaアプリケーションを実行するサーバに安全な方法で格納してください。サービスIDファイルの入手方法は“サービスIDファイルの入手”を参照してください。

 サーブレットアプリケーションの場合、業務サーバ管理者に依頼し、アプリケーション実行ユーザに対して業務サーバ定義ファイルおよびサービスIDファイルの読み取りを許可してください。読み取り権の付加については“運用資源のアクセス権限の設定”を参照してください。

 サービスIDファイルはログイン構成ファイルのserviceidpathオプションで指定します。ログイン構成ファイルについては“ログイン構成ファイルの作成”を参照してください。

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 サービスIDファイルに設定されているFQDN(Fully Qualified Domain Name)またはドメインに誤った設定がされていた場合には、業務サーバの定義ファイルのFQDNと一致しないため、業務サーバの起動時にエラーとなります。この場合、サービスIDファイルの再作成をSSO管理者に依頼する必要がありますが、業務サーバとユーザID/パスワードで認証サーバに認証するJavaアプリケーションで、サービスIDファイルを共用していた場合でもJavaアプリケーションへの影響はありません。


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