Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド

3.4.6.2 InfoProvider Proの環境定義ファイルの設定

　InfoProvider Proの環境定義ファイルに追加する項目を以下に示します。InfoProvider Proの環境定義ファイル（F3FMwww.dat）（HTTPD.conf）に業務サーバが動作するために必要な項目を追加します。

環境定義ファイル名と格納先

　環境定義ファイル名

　F3FMwww.dat

　HTTPD.conf

　環境定義ファイルの格納先

　C:\Interstage\F3FMwww\conf

　/etc/opt/FSUNprovd

項目名	内容
hostname	InfoProvider Proをインストールしたホスト名を設定します。ホスト名には、DNS(Domain Name System)に登録されている名前（FQDN）で指定する必要があります。なお、IPアドレスの設定はできません。 hostname: InfoProvider Proをインストールしたホスト名
filter-file	業務サーバのプログラムを絶対パスで設定してください。 filter-file: C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\F3FMssoatzipp.dll filter-file: /opt/FJSVssoaz/lib/ssoatzipp.so

hostname: test.fujitsu.co.jp
filter-file: C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\F3FMssoatzipp.dll

hostname: test.fujitsu.co.jp
filter-file: /opt/FJSVssoaz/lib/ssoatzipp.so

　InfoProvider Proのマルチホストで業務サーバをマルチポートで運用する場合は、上記項目をInfoProvider Proの環境定義ファイルごとに設定します。

　InfoProvider Proの環境定義ファイルの詳細については、“WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

• 本マニュアルの設定例の通りに構築する場合は、ネットワークポート番号に80を指定してください。
• 業務サーバを起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証／認可が行われる事を確認してください。認証／認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルに設定ミスがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がssoで始まるメッセージ”を参照してください。